【名曲リレー1196】proud#2

■Proud To Be / Vinegar Joe('73)

動く数少ないヴィネガー・ジョーにこの”Proud To Be”があります。最終作「Six Star General」の1曲目。エルクのすごいメイク(目の上の点々はなんだ!)とセクシー衣装、イッてしまってるような歌声がカッコいい。珍しくダブルdsでピート・ガヴィン(元ヘッズ、ハンズ&フィート)とジョン・ウッズ(元ジャンコ・パートナーズ)でしょうか。しかし解散後ソロになってのあまりの大人しさになんかなあと思ってしまうんですよ、エルクさん。

 

 

【名曲リレー1197】proud#3

■Proud Words / Ken Hensley('73)

gもkbもうまいし曲も書け、歌えるケン・ヘンズレーは、ユーライア・ヒープの頭脳のような人ですが、その分どうしても器用貧乏という言葉も浮かびます。「誇り高き言霊」という邦題がついた初ソロにもゲイリー・セイン(b)とリー・カースレイク(ds)が参加して、ヒープでのヘンズレー部分を拡大したような内容。スライドの入ったタイトル曲はタイトなハードロックです。

 

 

【名曲リレー1198】word#2

■Words On A Wing / David Bowie(’76)

「Station To Station」に入ったアメリカナイズされたボウイ曲。といってもそれは演奏だけで相変わらず歌はヘンタイ的です。ちょうど映画「地球に落ちて来た男」の撮影と重なったレコーディングだったそうです。この後のヨーロッパ三部作(と今でもいうのかな)と比べると「Station」は扱い軽いです。

 

 

【名曲リレー1199】word#3

■Each Word's A Beat Of My Heart / Mink Deville('83)

ミンク・デヴィル(ちなみにデヴィルは悪魔のDevilではなく仏語で街のDe Villeの意味。だから77年のデビュー作「悪魔のパンクシティ」は全く的外れではないんです)は、ウィリー・デヴィルのプロジェクトで、デビューはNYパンクの流れでCBGB'sを根拠にしてたとかの話でしたが、音楽的には結構違います。「Where Angels Fear To Tread」(Atlantic)からの”Each Word's A Beat Of My Heart”はストリート・ロック風味ながら落ち着いた感じ。意外とトム・ペティあたりに近いものも感じます。

 

 

【名曲リレー1200】heart#2

■In The Shape Of A Heart / Jackson Browne('86)

ジャクソン・ブラウンがコロナウィルス陽性というショッキングなニュースが入ってきました。まあ大事ないという話ですけど。東京で感染者一気に増えたというニュースが入ってきてるだけに他人ごとではないですね。”In The Shape Of A Heart”は、”Somebody's Baby”タイプのキャッチーな曲で「Live In The Ballance」でも好きな曲でした。