【名曲リレー1191】nothing#3

■Nothing To Do But Today / Stephen Stills('71)

スティーヴン・スティルスの「2」に入ったいかにもらしい曲。この「2」は豪華ゲストが加わったファーストのロンドン録音のアウトテイクと新録音部分で構成されててその昔はあまりピンと来なかったんですが、ここ数年は結構気に入ってます。例によって曲が短くて消化不良な部分はありますが。

 

 

【名曲リレー1192】today#2

■Lady For Today / Contraband('74)

メイ・マッケナ(vo)をフィーチャーしたコントラバンドは、スコットランドのトラッド~フォークロックでマイケル・シェンカーの方ではありませぬ。マッケナ(この姓ではテッド・マッケナを思い出しますがカンケーあるの?)のvoが気高く上品でかつ力強い”Lady For Today”は名曲です。

 

 

【名曲リレー1193】today#3

■I'm So Glad I'm Standing Here Today / The Crusaders Featuring Joe Cocker('81)

クルセイダーズの「Standing Tall」('81)に入ったゲストvoでジョー・コッカーを迎えた曲。思えばコッカーの長いキャリアで「カムバック作」と注釈がついた作品の多かったことよ。それでも(一時的にせよ)復活となったのは、「I Can't Stand A Little Rain」とAsylumからの「Luxurely You Can't Afford」そしてジェニファー・ウォーンズとのデュエット”Upwhere You Belong”くらいかな。その「愛と青春の旅立ち」の前哨戦になったクルセイダーズ盤では、ストレートで押すのでなく緩急をつけたvoで成功しています。

 

 

【名曲リレー1194】i'm#2

■I'm In Love Again / Pat Upton('78)

ジョン・ハンコック監督の映画「カリフォルニア・ドリーミング」(主演はグリニス・オコーナーとデニス・クリストファー)は78年という時代を全く感じさせないサーフィン周辺の青春映画で、意識高い系の人たちはバカにしてたけど僕はとても好きでした。そのサントラに入った”I'm In Love Again”はメロディアスなバラードでてっきりパット・アプトンというのは女性だと信じ込んでたのでした。時は流れて、アプトンが”More Today Than Yesterday”のヒットを放った、ソフトロック系のスパイラル・ステアケースのvoだったと知ったときはホントにびっくりだったのです。

 

 

【名曲リレー1195】i'm#3

■I'm So Proud / Beck Boggert & Appice('73)

いつも書いてますが、ジェフ・ベックと言えば「Blow By Blow」か2期のファンキーロック路線を聴きますが、それ以外はさらっとという感じ。体育会系ハードロックのBBAは、なんでまたハードロックに戻ってきたん?という印象が強くてあまり知らないんですけど、こういうカヴァーは2期の置き土産という感じもします。インプレッションズの”I'm So Proud”は、最初に聞いたのはトッド・ラングレンのメドレーでした。生ではローラ・ニーロのライヴで体験してますがあの時はトリハダでした。このBBAのヴァージョンは、73年の日本でのライヴですがなかなかいい。歌ってるのはアピスでしょうか?