【名曲リレー1186】thing#2

■Natural Thing / The Doobie Brothers('72)

前にも書いたことありますが、ドゥービーはアルバムのコンセプトとか曲順にあまり重きを置かないバンドです。「Captain & Me」の1曲目”Natural Thing”は、当時ほとんどライヴで演奏されなかった曲で、らしくないビル・ペインのシンセで始まる異色の曲。ただそれはあくまでも装飾の話なので、メロディとかはドゥービーらしい。そしてこの曲と次の”Long Train Running”の対比がまた鮮やかなのですが…

 

 

【名曲リレー1187】thing#3

■You'll Lose That Good Thing / Rosie & The Originals('00)

テキサス出身のR&Bシンガー、バーバラ・リンの63年の大ヒット曲”You'll Lose That Good Thing”は、たぶんピーターさんのラジオで知って好きになった曲ですが、今日は”Angel Baby”のロージー・ハムリン率いるロージー&ザ・オリジナルズ。この人ドゥーワップテイストがあるので、他の白人ガールシンガー@60’sと少し肌合いがちがうんです。00年に出た再録アルバム「Angel Baby Revisited」からナイスカヴァー。

 

 

【名曲リレー1188】lose#2

■Lose Me / Clancy('75)

クランシーと言ってピンとくる人はお友達でも2人くらいか(^^) エアラ・アパレント出身でsswのアーニー・グラハム(vo)、トゥワイス・アズ・マッチ、アンクル・ドッグを経てロキシー・ミュージックにも参加するデイヴ・スキナー(kb、vo)、「リモート・ロマンス」期のキャメルのメンバーで今も加わってるらしいコリン・ベース(b)、イアン・デューリーのいたキルバーン&ハイ・ローズの黒人(中米出身かな?)ds、バリー・フォードそして無名のデイヴ・バスコ(g)によるパブロック。といってもフィールグッズのようなビート系でも、ブリンズレーのようなザ・バンド系でもないファンキーロック。Warnerに2枚出してますがこの辺ってCD化されたんかなあ。1枚目「Seriously Speaking」からカッコいい曲。

 

 

【名曲リレー1189】lose#3

■Nothin' To Lose / UK('79)

トリオ編成になったUKのコマーシャルなシングル曲。ここからエイジアまではあと一歩です。思えばエディ・ジョブソンがオルガン弾くのならこのバンドもっと好きになったのでしょうが、シンセとヴァイオリンなんでね。このPVみてもジョブソンは実に忙しいです。手洗い推奨の「Danger Money」から。

 

 

【名曲リレー1190】nothing#2

■Nothing Is Happening / Deke Leonard('73)

なんとなくイメージで難解な音楽ではないか?と思ってしまうのですが、(ウェールズの)マンのgtr、ディーク・レナードのソロ「Iceberg」('73)は全然そんなことないハートウォームな音でした。一度ついたイメージはなかなかはがすのは難しい。dsをたたいてるのはバッドフィンガーのマイク・ギビンズというのはウェールズ人脈ですね。