【名曲リレー1146】数字#2

■5-7-0-5 / City Boy('78)

英パワポの雄、シティ・ボーイのアメリカでもヒットした(#27)ナンバー(でもアルバムは売れなかった)で、イントロのコーラスなどクィーンからの影響もありますね。バーミンガム出身の6人組。voのスティーヴ・ブロートンはエドガー・ブロートン・バンドのメンバーとは別人です。しかし電話を使った歌詞は今の時代なかなかむずかしいです。映画でも小説でもそうですけど。

 


【名曲リレー1147】数字#3

634-5789 / Steve Cropper('82)

ウィルソン・ピケットが66年にヒットさせたこの曲の作者はエディ・フロイドとスティーヴ・クロッパーなのですが、クロッパーが82年にMCAから出した「Night After Night」でもカヴァーされてました。もちろんブッカー&MG'Sのgtrで60’sのメンフィスのソウルを支えてきた名(リズム)ギタリストなのですが、70’s以降はprodもしくは客演という形で幅広く活動。80’s初めにAOR風味のソロ(もちろんリズムgは健在)を何枚か出してまして時代柄FMでよくかかっておりました。

 


【名曲リレー1148】six#2

■Six Days On The Road / Flying Burrito Brotehrs('70)

デイヴ・ダドリーの63年のカントリーヒットをカヴァーしたフライング・ブリトウズの有名な未発表音源としてコンピCDで聞けます。この曲はオルタモント・フリー・コンサートに出演した際演奏され映画「ギミー・シェルター」でも聞けるようです。グラム・パーソンズ在籍時にはカントリー・クラシックをブリトウズ流カントリー・ロックで再現する試みがいくつかなされ、その多くは「Sleepless Nights」あたりでも聞けます。

 

 

【名曲リレー1149】six#3

■Six Man Band / The Association('68)

ソフトロックのチャンピオン(という邦題のアルバムもありました)、アソシエーションの68年のシングル”Six Man Band”は、ファズgで始まるいつになくガレージ風味のロックンロールでオリジナルLPには未収録で「Greatest Hits」に入った曲。さわやかなコーラスとラフなgの対比が面白い。テリー・カークマン作品。

 

 

【名曲リレー1150】man#2

■Man Of Leo / Stomu Yamashta's Go('76)

70's初めからイギリスで活動していた日本人perc奏者、ツトム・ヤマシタ(Stomu Yamashta)の名前が、広く知られるようになったのは76年のGo Projectでしょう。人脈を生かして豪華ゲストを加えたコンセプトアルバムでパリでの再現ライヴも後に出ました。トラフィック解散後セッション中心だったスティーヴ・ウィンウッド(kb,vo)、初期サンタナのds、マイク・シュリーヴ、ちょうどこの頃クロスオーバー・シーンで売り出し中のアル・ディ・メオラ(g)、タンジェリン・ドリームのクラウス・シュルツェ(syn)というIslandレーベルらしい人選。さらにヘッドストーンのジェローム・リムソン(b)、後にグレン・ヒューズと組むパット・スロール(g)、サンダーサイズ(ルー・リードの”Wildside”のコーラスが有名な3人組)のカレン・フリードマン(vo)というかなり通好みな人選。スタジオ盤はさらっとした感じですがこのライヴ盤(リリースは78年)はかなりこってりした演奏です。