【名曲リレー1036】dreamer#2

■Broken Dreamer / Hemlock('73)

キーフ・ハートレーのところから独立したミラー・アンダーソンが組んだのがヘムロックです。主にハートレー・バンドとファット・マットレスのバンドからのメンバーによる英国産スワンプロックの傑作です。この”Broken Dreamer”では泣かせます。ミック・ウィーヴァーのオルガンが盛り上げます。

 

 

【名曲リレー1037】dreamer#3

■Song For A Dreamer / Procol Harum('71)

ロビン・トロワーが参加した最後のプロコルのアルバム「Broken Barricades」は、Chrysalisにレーベルを移しての第1弾。この曲はジミ・ヘンドリックスに捧げられていて、voもトロワー。今までのプロコル・ハルムの路線とは大きく違いトロワーのソロの路線に近いものです。リズミックな感じではなくなだらかにギターが流れてゆく風景が広がります。

 

 

【名曲リレー1038】song#2

■Song For America / Kansas('75)

ドン・カーシュナーのKishner(アーチーズとかジェームズ・ダーレン、ニール・セダカらがいるこのレーベルの唯一のロックバンドでした)からのリリースとなった70'sのカンサスです。この「Song For America」('75)はブレイク後、日本でもアルバムが出たような記憶。転調を繰り返すタイトル曲はなかなかおもしろいですが、やはりアメリカのバンドだなあと感じます。gのケリー・リヴグレンの作品。

 

 

【名曲リレー1039】song#3

■Song For Insane Times / Kevin Ayers ('69)

ケヴィン・エアーズの1枚目に入った”Song For Insane Time”はセカンド期のソフト・マシーンがバック演奏したもの。ファーストにあったサイケ色がそのままここに再現されてます。実際セカンド以降急速にジャズっぽくなっていくので貴重といえば貴重です。

 

 

【名曲リレー1040】time#2

■Time In A Bottle / Jim Croce('72)

sswは好きなんですが、ジミー・バフェットやジム・クロウチ(二人ともABCの人なんですが)は、なんとなくあまり聞いてないのです。相方のモーリー・ミューライゼン(g)ともども73年9月に飛行機事故で亡くなってしまって残念です。"Time In A Bottle"は、デビュー作「You Don't Mess Around With Jim」('72)に入った曲で、飛行機事故の直前TVドラマで使われて、死後シングルカットされ#1になったといういわくつきのものです。ちょっと”チム・チム・チェリー”を思い出す哀愁のメロディです。