【名曲リレー881】tear#3

■Trail Of Tears / Talbot Brothers('74)

メイスン・プロフィットというグループにいた人たちで、ジョンとテリーのタルボット兄弟の74年作。かなり内省的なフォークロックで、通して聴くのはつらかった記憶がありますが、今ならどうでしょう? このデイヴィッド・リンドレーのdobroがうなる”Trail Of Tears”はかなり聞きごたえあるフォークロックです。

 

 

【名曲リレー882】trail#2

■Happy Trails / Quicksilver Messenger Service('69)

QMSの2枚目「Happy Trails」のラストに入ったゆったり目の小品で、old-fashionedなジャケットの

ノスタルジックなムードによく合います。あっという間に終わってしまうアルバムのエピローグ的なもの。

 

 

【名曲リレー883】trail#3

■White Trails / Chirs Rainbow('79)

アラン・パーソンズ・プロジェクトの~という紹介が一番伝わるのかなあ。クリス・レインボウのソロは、聞いて初めてこんなにビーチボーイズに影響されてたのか!と分かりました。日本では「ペット・サウンズ」信仰が盛り上がってた頃、センチュリーというよくわからんレーベル(シャングリラスやリンジー・ディ・ポールもCD化した奇特なところ)からCD化されました。このアルバムには屈指の名曲”Love You Eternally”が入っております。

 

 

【名曲リレー884】white#2

■White White Dove / Steve Harley & Cockney Rebel('76)

新体制となったコックニー・レベルの第2弾。個人的にはジム・クリーガン(g)、ジョージ・フォード(b)、ダンカン・マッケイ(kb)の新メンバーが加わったこの時期の方が好みです。「Timeless Flight」に入ったこの曲は、ファンキー風味も感じられる前半がカッコいい。

 

 

【名曲リレー885】white#3

■Nights In White Satin / The Moody Blues('67)

R&B路線を捨てシンフォニック路線となった新生ムーディーズの第1弾が、このシングルでしたが大ヒットになったのは、70'sに入ってからで、リリース当時は時間をかけてゆっくりとチャートを上がっていったようです。もともとはコンセプトアルバムの「Days Of Future Passed」の一部”Night"として知られた曲だったのです。タイトルは白いサテン地のベッドのシーツのことで、邦題はなんだかよくわかりませんね。メロトロンを使ったということもそうですがオーケストレーションをバックに朗々と歌われるのは、ヘッズ、ハンズ&フィートでトニー・コールトンがスタンダード風のバラードを得意としてたことを思い出します。そしてバーズの”Mr.Tambourine Man”のB面の” I Knew I'd Want You ”ことも思い出します(こっちは65年リリース)。