【名曲リレー826】crazy#2

■Crazy / John Hall Band('82)

オーリアンズ解散後ソロになったジョン・ホールが、ジョン・ホール・バンドとして出した「All Of The Above」は「夢の部屋」という邦題でした。80'sらしい音作りではありますがホールらしいメロディーはあちこちに感じます。bassとvoのジョン・トロイはプーセット・ダート・バンド出身だった気がします。”Crazy”はこのファーストからのシングル。

 

 

【名曲リレー827】crazy#3

■Crazy On You / Heart('76)

なんか毎日ハートのこと書いてる気がしますが、今日は”Crazy On You”。イントロのナンシーのアコギの短いソロでスタートというパターン多いです。このPVは楽屋でエセックスやリトル・ペギー・マーチを歌うシーンも楽しい。そうそうランキン・ポーみると若いころのハートを思い出すのです。

 

 

【名曲リレー828】you#2

■You Broke My Heart In 17 Places / Denise Gyngell('84)

カースティ・マッコールが曲を提供したトレイシー・ウルマンの83年の同名作品は、英ガールズのオールディーズとそれっぽいムードのオリジナルがいい塩梅で並んだ傑作でした。タイトル曲はマッコールが書いてますが、84年にそれをタイト・フィットのデニーズがカヴァー。まあ曲の良さに助けられてはおります。タイト・フィットは、80’s初めのダンスポップ・ユニットで女性2+男性1の3人組。トーケンズの”Lion Sleeps Tonight”を#1にしたこともありました。さてこの曲昔はシェファーズ・ブッシュとは人の名前だと思ってましたが、ロンドンの繁華街の地名でした。

 

 

【名曲リレー829】you#2

■You Came / Linda Lewis('77)

シー・セイント・スタジオでのアラン・トゥーサンprodものとロンドン、LA、NY録音物が混在した「Woman Overboard」はディスコっぽい方面へ行ったリンダへの批判みたいなものがよく書かれてた記憶があります。黒人音楽全般がそういう方面へ流れた時代だったので仕方はありませんけど、いつまでも「Lark」のことばかり言っててもなあ、と今の支店ではそう思います。”You Came”は1曲目で、トゥーサンの手による当時のモダンなAOR風味でした(でもコーラスはロンドンでダビングされたものでライザ・ストライクとかバリー・セント・ジョンといったいつもの面々でその辺が中途半端な感じ)。

 

 

【名曲リレー830】came#2

■I Came To Dance / Nils Lofgren('77)

77年の「I Came To Dance」に入ったナンバーで、今でもライヴのハイライトで演奏される代表曲。今ではスプリングスティーンのバンドの~という方が通りが早いが、マイアミ・スティーヴに代わってニルスが起用されたときはびっくりでしたっけ。ところでボブ・シーガーやトム・ペティ、スプリングスティーン、ジョン・メレンキャンプあたりをハートランド・ロックと呼ぶのは知りませんでした。ニルスもその中に入っております。白人のワーキング・クラス・ヒーロー的な音ですね。