【名曲リレー816】been#2

■You Could Have Been With Me / Sheena Easton('81)

デビューからしばらくまでのシーナ・イーストンは英日米でシングルが入り乱れ(日本は英国寄り)、まあそれだけ人気があったわけですが、混乱します。81年の”You Could Have Been With Me” は、ニュージーランドのリー・マールフリッド(ラグナロックというプログレ・グループにいた人だとか)の作品。しっとりとしたバラードで、シーナ・イーストンの歌のうまさが引き立ちます。

 

 

【名曲リレー817】been#3

■I Could Have Been Your Best Old Friend / Bonnie Raitt('79)

ピーター・アッシャーがprodしボニー・レイットのリンダ・ロンシュタット化計画の最終章(結論としてこの計画は無理ということになりました)の「The Glow」に入った”I Could Have Been Your Best Old Friend”は、アンディ・マクマホンとトレイシー・ネルソンの共作。ほとんど知られていないこの曲はあっという間に終わってしまいますが実に渋いナンバー。ボニーのスライドの切れ味はもちろんのことvoも素晴らしい。むしろカムバック後のCapitol時代に通じる味わいもあります。

 

 

【名曲リレー818】friend#2

■That's The Way Of Friends / Paul Parrish(’77)

幻のsswの名盤と呼ばれるにはちょっとポップ寄りだったのか?Warner Brosなのに、この種の再発が活発となる70’s後半以降もあまり話を聞かなかったポール・パリッシュの「Songs」ですが、この曲サムネはそのアルバムですけどカムバックとなったABCからの「Song For A Young Girl」('77)に入っておりました。

 

 

【名曲リレー819】friend#3

■Hold An Old Friend's Hand / Tifferny('88)

88年にトミー・ジェイムズ&ザ・ションデルズの"I Think We're Alone Now"をカヴァー、大ヒットさせた女性ティーン・シンガーがティファニーです。日本でもアイドル的な人気があった人ですが間もなく失速。89年のセカンドからのヒットとなった"Hold an Old Friend's Hand"は、トレイシー・ネルソンがとりあげたsswドナ・ワイスの作品でした。ワイエスはリタ・クーリッジに曲を提供したことで知られる人で、一番有名なのはジャッキー・デシャノンと共作した"Bette Davis Eyes"ですね。

 

 

【名曲リレー820】hold#2

■Hold On / Santana(’82)

サンタナ・バンドにおけるラテン・パーカッションはシカゴにおけるホーンズと同じで、それなしでもポップロック曲として成立しますが、ないといろいろ言われます。サンタナの数多いカヴァーは既成曲にラテン・フィーリングを加えサンタナらしさを演出するのですが、「Shango」('82)からのヒット曲”Hold On”はラテン色がいつも以上に控えめでサンタナらしさにかけてます。作者はカナダのsswのイアン・トーマス。