【名曲リレー806】journey#2
■Journey From Eden / Steve Miller Band('72)
スティーヴ・ミラーの低迷期といわれる時期の1枚「Recall The Beginning」からのメランコリックなバラードです。dsは固定できていませんが、ジェラルド・ジョンソン(b)が合流し、第2期黄金期へ向けてメンツがそろいつつありますね。
【名曲リレー807】journey#3
■Journey's End / Matthew Fisher('73)
マシュー・フィッシャーは「A Salty Dog」の後脱退してソロになります。その後元メンバーのロビン・トロワーをprodしたりするのですが、一連のソロではvoも取り、メロディアスな曲を書き、と意外な一面を見せてます。最初のソロ「Journey's End」('73)はアンドロメダ、グレイプフルーツのメンバーをバックにした意欲作でポップな曲、哀愁の曲など引き出しの多さも見せてます。タイトル曲は哀愁系のナンバーで、ドラマティックな展開です。ユーミンの"翳りゆく部屋"は元ネタは"青い影"と言われてますが、この曲の後半なんかもヒントになってそうです。
【名曲リレー808】end#2
■End Of The Season / The Kinks
初期のキンクスはねじれたビート曲だけでなく、こういうけだるいメランコリックな曲を途中に挟んでいました。「Something Else」という初期の傑作に入った”End Of The Season”は、小鳥のさえずりで始まり場末のさびれた感じがよく出ています。こういうのをクルーナー唱法というのかなあ。
【名曲リレー809】end#3
■End Of The Day / Al Stewart('78)
アル・スチュワートの「Time Passages」の最後に入った何とも上品なナンバー。アンドリュー・パウエルがarrのさざ波の様なストリングスがとても美しいです。アコギの名手ピーター・ホワイトがたっぷり弾きまくってインストかなあと思わせて半分近くになってから歌が始まります。
【名曲リレー810】day#2
■The Day Will Come / Rod Stewart('65)
英Columbiaに残したロッド・スチュワートのシングルですが、65年というとロング・ジョン・ボルドレーのフーチークーチー・メンとスティームパケットの間でしょうか(ショットガン・イクスプレスは66年)。才能がある人はバンドでもソロでもいけますね。ロックではなくポップ曲ですけど、僕は「60’s Lost & Found」というSee For Milesから出てたコンピLPで知りました。いい曲です。