【名曲リレー801】feel#3
■Feels Like Heaven / Fiction Factory('84)
確かこの"Feels Like Heaven"1曲で消えたような印象のフィクション・ファクトリーですけど、名曲はやっぱり記憶に残りますね。ケヴィン・パターソンの印象的なvoとメロディーが実に84年の素晴らしかった(個人的にですよ)当時の英国のシーンを思い出します。しかし苦しそうに歌う人です。TOTPなんで口パクですが生演奏の番組もあってそっちは透明感ややダウン。こういう音楽はスタジオのマジックがあります。
【名曲リレー802】heaven#2
■Heaven Right Here / Jeb Roy Nichols('00)
もしお友達が教えてくれなければ出会えなかった人です。こっちからお願いしたわけでなく、彼の絶妙のセレクトでして、マーヴィン・ウエルチ&ファーヤー、ハンス・スタイマー・バンド、バリー・ゴールドバーグ、ロディ・フレイムetcとフィニルさん、こういうの好きでしょ、と問答無用(もちろん感謝してるのです)に聞かせてもらったものにはずれはなかったのです。アメリカ人ですが渡英してRough Trade経由で日本に入ってきたのかな、とにかくメロディアスな曲を書く人です。でもこれもう20年近く前のアルバム(「Just What Time It Is」)というのも信じられません。まるちゃん、ありがとう。
【名曲リレー803】heaven#3
■Heaven Is In Your Mind / Millington('77)
ファニーというガールズ・バンドは、女だてらに~とかそういう気負いみたいなものがやってる音楽にあまり出てなくて、また当時のそういうバンドの多くが目指していたガレージ~ハードロック系の物とはちょっと違っていて意外です。ジューンとジーンのミリントン姉妹は、解散後メロウな方面へ進んで77年に都会的な「Ladiers On The Stage」(UA)をリリースしています。なかなか素敵なブルー・アイド・ソウルなバラードだと思います。
【名曲リレー804】mind#2
■Step Out Of Your Mind / American Breed('67)
シカゴ出身のブルー・アイド・ソウルと言うかそんな感じのアメリカン・ブリードの最初のヒットがこの曲。67年の24位です。最大のヒットの"Bend Me Shape Me”はイギリスのエーメン・コーナーのカヴァーの方がソウルフルでカッコよかった。よってアメブリといえばこの"Step Out Your Mind"なのです。
実はチャカ・カーンのルーファスの元バンドらしいのです。
【名曲リレー805】mind#3
■Journey To The Center Of The Mind / Amboy Dukes('68)
テッド・ニュージェントの初期のキャリアとして知られたデトロイトのガレージ・バンド。デビューは68年Mainstreamより。最大のヒット"Journey To The Center Of The Mind"('68,#18)では、すでにモダン・ハードロックの萌芽が感じられます。この時点でニュージェントのワンマン・バンドと化しており、ジョン・ドレイク(vo)は本作後解雇されます。その後ラスティ・デイ(vo〜後にカクタス)を加えるも、1作ごとにメンバーが違うという体制は変わらず、73年にDiscreetよりテッド・ニュージェント&アンボイ・デュークスの名前で再結成するも、ほとんどソロ名義でした。