【名曲リレー796】turn#2
■Turn Your Back on Me / Kajagoogoo('84)
リマールと別れた(というか、もともとバンドにリマールが加わる形でバンドが改名)カジャグーグーは、ポップなファンク色を強めたシングルを出してますが、バンド名をKajaと短くしています。このシングルはおそらく改名前の最後のシングルかと。当時以来久々に聞きましたが、耳はちゃんと覚えてました。スティックを使うニック・ベッグス(b)は近年はスティーヴ・ハケットのバンドで弾いてたとのことです。
【名曲リレー797】turn#3
■When The World Turns / Linda Lawley('69)
エターニティーズ・チルドレンはソフト・ロックの中では僕は一番好きです。ここの紅一点リンダ・ロウリーが、69年にシングルを出してた事は知りませんでした。レーベルはECと同じTower。チップス・モーマンの名前がprodの一人としてクレジットされてます。"When the World Turns"です。el-sitarが心地いいです。リンダさんは70's後半、ジェリー・ドナヒュー、ゲリー・コンウェイというフェアポートゆかりのメンバーとカナダでシーヴス(Thieves)というバンドを組んでAristaからデビューしています。
【名曲リレー798】world#2
■Watching the World Pass By / Paladin
ロジャー・ディーンの描くジャケのおかげでプログレ扱いされてますが、パラディンも本質は、ラテン的なテイストを持ったハードロックで、テリー・リードのバンドにいたメンバーによって組まれ71年にBronzeからデビュー。72年にはセカンド「Charge」をリリース。後にスナフー~プロコル・ハルムのピート・ソリー、後にマッギネス・フリントのルー・ストーンブリッジという2人のkb奏者がおりました。この曲はイントロ部がずいぶんレイドバックしたムードで、この辺は渡米してプレイヤーを組んで大成功を収めたピーター・ベケットの趣味なのかもしれません。カントリー・ホンクなviolinソロはソリーです。
【名曲リレー799】world#3
■I Could Feel The Whole World Turn Around / Shotgun Express('66)
ロッド・スチュワートとベリル・マースデンのツインvoだったショットガン・エクスプレス(kbはピーター・バーデンス,dsはミック・フリートウッド)は結局Columbiaからシングル1枚で終わってしまいました。ソウルフルなvoと洗練されたストリングスがミスマッチのようでいてなかなかかっこいいです。
【名曲リレー800】feel#2
■I Feel For You / Chaka Khan('84)
元々はプリンスの曲とか、スティーヴィー・ワンダーがharmonicaで参加とか、オープニングのラップの部分ではメリー・メルが加わって、ヒップ・ホップ・カルチャーの大衆化に貢献したとか、それまでチャカ・カーンと呼んでたのにシャカ・カーン(ホントはこっちらしいけど)と呼ぶ人が増えたとか、様々な情報量を含んだ84年のチャカ・カーンの大ヒットです。