【名曲リレー746hour#2
■Witching Hour / Chris Hillman('76)
元々はマナサス時代にスティルスが書いた曲で結局マナサスは解散してしまったんで、ヒルマンが初ソロとなった「Slippin' Away」で取り上げたものです(マナサス・ヴァージョンは発掘盤「Pieces」で)。切れ味鋭いスライドは当時スティルスの相棒だったドニー・デイカスです。
【名曲リレー747】hour#3
■8・1/2 Hours Of Paradise / Elastic Band('68)
エラスティック・バンドは、後にスウィートのアンディー・スコットがいた60'sのサイケバンドですが、アルバムは耽美的な1枚でした。でもシングルではこういうビート曲もありました(B面ですが)。僕はSee For Milesから出た英サイケのコンピでハマってしまった名曲。voのテッド・イーデンと言う人は、後にジーブラにも加わったそうな。
【名曲リレー748】paradise#2
■Just Like A Paradise / Larry John McNally(’81)
AORのsswというよりもラリー・ジョン・マクナリーは、FAB周辺の人という印象があります。それもそのはず、ピーター・ゴールウェイの78年の初来日のバンドのgtrで81年に出たソロのprodはジョン・リンドでした。この”Just Like Paradise”はそのソロからで、何度も「クロスオーバー・イレブン」でかかってましっけ。
【名曲リレー749】paradise#3
■Trouble In Paradise / The Souther Hillman Furay Band('74)
デビュー盤ではサウザー、ヒルマン、フューレイの力関係はほぼ同じように思えたSHFバンドですが、このトム・ダウドprodのセカンドリリースの時点でフューレイが一歩引き、サウザーが前面に出た印象もあります。セッション活動にもどったジム・ゴードンに代わってロン・グライネル(ds~後にフールズ・ゴールド)が参加。サウザーの4曲のうちタイトル曲はソロで再演するナンバーでそっちのロックっぽいヴァージョンに比べてここではジャズっぽい印象が意外です。flute吹くのはポール・ハリス。
【名曲リレー750】trouble#2
■Trouble / Lindsey Buckingham('82)
マックの「Live」リリース後メンバーはソロ活動に入りますが、リンジーはほとんど自分ひとりで作り上げた「Law And Order」を米Asylum(だったのですよ!)からリリース。日本ではMercury(フォノグラム)から出ました。ここからの”Trouble”は大ヒット(最高位9位)。繊細なgが聞かれるいい曲ですがパロディのようなPVにはびっくり。ミック、ボブ・ウエルチ、ボブ・ウエストン、ウォルター・イーガン(ロビー・パットンやダニー・ドゥーマを含めてマック・ファミリーだと考えてます)らも参加してるとの事。