【名曲リレー736】new york#2

■New York New York / Backstreet Crawler('75)

フリーをやめたポール・コソフのソロからバンド名をもらったバックストリート・クロウラーは、もちろんコソフの泣きのgをたっぷりフィーチャーしたバンドでした。めんどくさいのはvoのテリー・ウィルソン=スレッサー(元ベケット)とは別にテリー・ウィルソンというbassがいること。コソフ、スレッサー以外の3人はブルーンツというアメリカのハードロック・バンドの出身でした。「Band Plays On」という象徴的なタイトルなファーストからの”New York New York”です。

 

 

【名曲リレー737】new york#3

■New York State Of Mind / Mike Finnigan('76)

今では多くの人が知ってるビリー・ジョエルの名曲ですが、これが入ったLPは当時日本盤でもリアルタイムでは出なかった(遅れてリリース)記憶。「Stranger」で再発見された人でしたから。いろんな人がカヴァーしてる曲ですが、今日はマイク・フィニガンで。えっ火曜じゃないのにカヴァーなのかって?こんな有名曲は、あっちでは取り上げませんって。デイヴ・メイスンのDFKバンドやらその後のCS&Nのサポートバンドでも活躍したkb奏者ですが、実は青眼ソウルの歌い手でもあります。76年の初ソロは名曲満載、名盤探検隊で発掘されたマッスル・ショールズ録音の名盤です。

 

 

【名曲リレー738】mind#2

■Cross My Mind / Ben Atkins('71)

トイレに入ってしゃがんでるジャケットが話題だったベン・アトキンスの「Patchouli」はStax傘下のEnterpriseからリリースされたスワンプ系のsswの有名作です。90'sに何故かP Vineからひっそりと日本でのみCD化されたことがありました。マッシュル・ショールズ録音で甘さもある歌声がとてもいいです。この”Cross My Mind”はランバート&ポッターの作品ですが誰がオリジナルなのかは不明。とてもいいメロディーです。

 

 

【名曲リレー739】mind#3

■Mind Body And Soul / Flaming Ember('69)

デトロイト出身の白人4人組、ブルー・アイド・ソウルのフレーミング・エンバーです。レーベルがHot Waxだった事からロックの分野で語られる事は少ないですねえ。それゆえR&Bファンにしか知られてない様な気もします。”Mind Body & Soul”のヒットを知ったのはRhinoのソウル・ヒッツ・オブ・ザ・70'sでしたが。

 

 

【名曲リレー740】soul#2

■Little Bit O' Soul / Music Explosion('67)

オハイオ出身のガレージ5人組の一発ヒット曲。カセネッツ=カッツのスーパーK・プロダクションがらみなんでバブルガムに入る部分もあります。よく見たらこの曲カヴァーで作者はアイヴィー・リーグのカーター&ルイスによるもの。つまり英国産だったのでした。イントロのフレーズはゼルダの”ラッキー少年の歌”なんかにも引用されてます。最高位2位の大ヒットです。