【名曲リレー686】watching#2

■Watching The Trucks Go By / Hungry Chuck('72)

ウッドストックのセッション・グループ、ハングリー・チャックの唯一作「Hungry Chuck」はザ・バンド的な音楽を愛する人にはたまらないものがあります。アルバムのベスト・トラックに一つに数えられる”Watching The Trucks Go By”はゲストのポール・バタフィールドの熱いハーモニカをフィーチャー。翌年組むベターデイズのgでもあるエイモス・ギャレットもハングリー・チャックのメンバーでした。サムネにあるエイモスのかぶる学帽は、大阪万博の際カナダ館の依頼でイアン&シルヴィアのグレート・スペクルド・バードで来日した際ファンにもらったものだとか。

 

 

【名曲リレー687】watching#3

■Somebody's Watching Me / Rockwell('84)

これは懐い。Motownの社長(じゃないや、会長か)息子がロックウェルの名前でした84年のヒット。意外とソリッドなナンバーでロックとR&Bの中間路線でした。#2まで上がるヒットとなりました。マイケル・ジャクソンのコーラスが印象的。

 

 

【名曲リレー688】somebody#2

■Somebody To Love / Queen('76)

初めてクィーンを意識したのがこの”Somebody To Love”だったかも。”Bohemian”にも”My Best Friend”にも遅れてしまったのですが、「セイヤング」の最初の方のベスト10(確かDJは井上順)でかかってたの覚えてます。フレディー・マーキュリーの色がずいぶん出たナンバーで、分厚いコーラスは、ロックバンドのコーラスとは違うなあと思ったものです。「The Day At The Race」から。全米13位。

 

 

【名曲リレー689】somebody#3

■Somebody's Baby / Jackson Browne('82)

「リッジモント・ハイ」をこよなく愛する僕としてはこのジャクソンが出てこないPVは涙ものであります。「Late For The Sky」あたりを愛するジャクソンファンにはこんなポップソング書きやがって~という感じなのかもしれませんが、ボブ・グロウブのbassラインを耳で追う楽しさもありました。

 

 

【名曲リレー690】baby#2

■Baby Friend Of Mine / Home ('72)

ウィッシュボーン・アッシュに加わるローリー・ワイズフィールド(g)がいたホームは、カントリーロックと紹介される事が多いのですが、むしろアッシュ・フォロワー的なところもありますので、ローリーの参加は納得でしょう。西海岸風のものから古典的な英国ロック風味の物まで多彩で、このセカンド「Home」が一番バランスが良いのでは。3枚目「Alchemist」ではややプログレっぽくなります。