【名曲リレー671】down#3
■Burning Down The House / Talking Heads('83)
正直トーキング・ヘッズって良くわからない作品が多いバンドの代表です。デビューからずっとSireレーベルですが、フォノグラム時代のイメージ(これが一番強く「Remain In Light」の凄さに参った時期)とワーナー~東芝EMIから出てた時代とはずいぶん違うバンドにも聞こえます。後者の時代は映画の「ストップ・メイキング・センス」や「Little Creatures」の印象が強いのですが、イーノやエイドリアン・ブリューが参加した「Remain」の次のスタジオ盤がこの曲が入った「Speaking In Tongues」で、当時流行りのアフリカン・ビートが強調されてました。この曲は楽しいけど、なんかよくわからない曲も多かった(^^;
【名曲リレー672】burning#3
■Burning Of Midnight Lamp / Jimi Hendrix Experience('68)
「Electric Lady Land」に入った”Burning Of Midnight Lamp”はgの表情豊かさが耳に残ります。エモーショナルというのはこういうのを言うんだろうなあ。豪華ゲストが加わった2枚組。電気仕掛けの女人王国とは桃源郷の事を指してる?
【名曲リレー673】burning#3
■Burning Bridge / Mike Curb Congregation ('71)
クリント・イーストウッド主演の戦争アクション映画「戦略大作戦」の主題歌です。マイク・カーブ・コングリゲーションは当時MGMレーベルの社長だったマイク・カーブを中心とした大所帯のヴォーカル&インストゥルメント・グループで、カーブはdsを叩きながら歌ったらしいです。不思議と何度も聞きたくなるようなメロディーではあります。カーブはカリフォルニア州の副知事(その時の知事はリンダ・ロンシュタットタットと噂があったジェリー・ブラウン)をやったり、Curbというレーベルを作ったりもしたビジネスマンでもありました。
【名曲リレー674】bridge#2
■Seven Bridges Road / Steve Young('72)
ストーン・カントリーというサイケバンドにいたスティーヴ・ヤングの代表作”Seven Bridges Road”はジョーン・バエズやマザー・アース、イーグルスなどに取り上げられていますが本人も69年72年81年と何度もリメイクしています。A&Mからでた69年ヴァージョンは何度も再発されていますので、72年にRepriseから出たヴァージョンを。これはゆったりしすぎたカントリーロック風味。多分まだCD化されてないと思います(Big Pinkはどうだか?)
【名曲リレー675】bridge#3
■The 59th Street Bridge Song / Mike Bloomfield & Al Kooper('69)
サイモン&ガーファンクルの"Feelin' Groovy"を「スーパー・セッション」のライヴ・ヴァージョンとして行われた「Live Adventure Of Mike Bloomfield & Al Kooper」(フィルモアの奇蹟)から。作者のポール・サイモンが気に入ってスタジオでコーラスを重ねたという話は有名ですけど、今聞くと相当に間延びしています。ホワイト・ブルーズそのものは歴史を終えたとは思わないのですが、このジャムセッション的なアルバムは、今でいうジャムバンド的なものとは決定的に何かが違う気もします。それでも歴史的価値はもちろんありますが。