【名曲リレー616】ain't#2

■I Ain't Got No Time Anymore / Glass Bottle('71)

トップ40ファンの方情報あればプリーズです。ライノの70'sヒット曲のコンピで知ったグラス・ボトルの”I Ain't Got No Time Anymore”はいわゆる1HW(一発屋)ですしどんなバンドだったのかもよくわかりません。ロックと言うよりもポップのちょっと泣きが入ったナンバー。リリースはAvcoから。最高位36位。

 

 

【名曲リレー617】ain't#3

■I Ain't Done Wrong / The Yardbirds('66)

ジェフ・ベック期のヤードバーズが楽曲的にも一番充実した感じです。キース・レルフのvoとharpは相変わらず白いですが。その昔は権利関係が複雑なのと3大キギタリスト幻想で幻の名バンド的な扱いでしたが、「個性的なギタリストを輩出したビートバンド」ぐらいの感じで十分です。米Epicから出た「For Your Love」に入った"I Ain't Done Wrong"を僕が聞いたのはCharly経由でキングが80's初めに出した再発盤でした。

 

 

【名曲リレー618】wrong#2

■Wrong Side Of Town / Firefall('78)

ファイアフォールと言えば元フライング・ブリトウズのリック・ロバーツと元ジョ・ジョ・ガンのマーク・アンデスらが組んだコロラド・ベースのバンドですが、ポップなロバーツの書く曲よりもラリー・バーネットの書く泥くさいロックンロールの方が好みでした。この"Wrong Side Of Town"もそんな感じでちょっと黒っぽい曲。それでも78年ですのでぐっとポップス寄りなんですけど。prodはトム・ダウドの「Elan」から。

 

 

【名曲リレー619】wrong#3

■Right Or Wrong / Wishbone Ash('77)

ハードな曲が少なかったウィッシュボーン・アシュの「Front Page News」の中で唯一ハード目な曲だこれ。ツインリードの妙を聞かせるシンプルなロックンロールですが短い!マイアミのクリテリア録音で一連のレイドバック路線はこれで終わりで、次からは再び英国に戻ってデビュー当時の路線に戻るのですが、時代はこの種のバンドに逆風でなかなか苦戦が続きます。

 

 

【名曲リレー620】right#2

■Treat Me Right / Pat Benetar('80)

いつも書いてますが全盛期だった80's前半に来日してればシンディー・ローパー級の人気者になったでしょうねえ。従来のブルーズからの影響がある女性ロックとは別のポップでキャッチーなロック・ヴォーカルです。日本でTVにでる「若い女性のロック」といえば、遡ればすべてパット・ベネターにたどり着く、という時代もありました。セカンドの「Crimes Of Passion」('78)はヒット曲"Hit Me With Your Best Shot"を含む傑作("嵐が丘"をカヴァーした野心作でもありますが)で、"Treat Me Right"は、#18まで上がるヒットとなりました。共作者のダグ・ルバーンはブレッカー兄弟のドリームズやピアス・アロウにいた人で、ビリー・スクワイアのバンドのbassです。