【名曲リレー591】most#3

■Most Of Us Are Sad / The Eagles('72)

ランディー・マイズナーが歌う「Eales」からのナンバー。残響を上手く活かしたいかにもグリン・ジョンズ得意の世界です。ファーストでは3曲歌わせてもらってるランディーですが、これ以外の2曲はどれもしょぼくて残念でした。

 

 

【名曲リレー592】sad#2

■Sad Mary / Stone The Crows('71)

グラスゴーで結成されたストーン・ザ・クロウズは、マギー・ベル(vo)をフィーチャーしたブルーズ・ロック5人組です。ジャニス・ジョップリン・スタイルと言われることが多い、マギー・ベルのvoはフォロワーの中では一番ではないかなあ。レス・ハーヴェィのgよりもジョン・マクギンズorgが目立っている関係で聞きやすいです。2枚目の「Ode To John Law」(Polydor)に入った“Sad Mary”です

 

 

【名曲リレー593】sad#3

■Sad Clown / Bernie Marsden('79)

本国ではParlophoneから出た当時ホワイトスネイクのバーニー・マースデンのソロ「And About Time Too」は、日本ではパープルのマネだったジョン・コレッタとライセンスがあったトリオのTRASHと言うレーベルからリリース。ハマー、ベイブ・ルース、PALと言うキャリアからニール。マレイ、チャンター姉妹、コージー・パウエル、イアン・ペイス、ドン・エイリーらが参加。ブルージーなナンバー、フュージョン風味のインストからメロディアスなポップロックまで多彩。"Sad Clown"は乾いたポップセンスが炸裂する隠れた名曲。後半g弾きまくりが心地いい。ジョン・ロード、サイモン・フィリップス、ジャック・ブルースが参加していました。但しセカンドではこのポップな感じがなくなってハードロック路線でした。

 

 

【名曲リレー594】clown#2

■The Clown / Eire Apparent('69)

エアラ(エール?)・アパレントは、sswアーニー・グラハムがいたアイルランドのサイケ・ガレージ・バンドでジミ・ヘンドリックスがprodした「Sunrise」が米Buddhaにあります。ソフト・マシーンのロバート・ワイアットをフィーチャー。ジミの逆回転gなどがいかにもサイケな印象。グラハム以外にもデイヴ・ラットン(後にエリス)、クリス・スチュワート(後にフランキー・ミラー)、ミック・コックス(ミック・コックス・バンドの唯一作も英国の米国な1枚らしいです)、ヘンリー・マックロウをフィーチャー。

 

 

【名曲リレー595】clown#3

■Tears Of A Clown / The Beat('79)

スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの60'sのMotownヒットをスカ畑のザ・ビート(イングリッシュ・ビート)がデビュー曲でカヴァー。この解体ぶりが心地いいです。この黒人白人混成バンドは83年に解散。ジェネラル・パブリックとファイン・ヤング・カニバルズに分かれました。