【名曲リレー576】shadow#2
■Shadow ‘Cross My Wall / Miller Anderson('71)
キーフ・ハートレイ・バンドのgtr、ミラー・アンダーソンの初ソロ「Bright City」(Deram)はくすんだ色合いが美しいブルージーなフォーク・ロックの傑作です。エリック・ディロン(ds)、ミック・ウィーヴァー(kb)等のちの自身のバンドヘムロックにつながる面々も参加。トニー・ジョー・ホワイト風のソウルフルなバラードやスワンプロック風のものもありますが、ソフト・マシーンのメンバーだったこともあるのリン・ドブソンのflが入ったフォーキーな”Shadow ‘Cross My Wall”も素晴らしい。
【名曲リレー577】shadow#3
■Shadow Dancing / Andy Gibb('78)
ビージーズのギブ兄弟の末弟アンディ・ギブはビージーズの人気絶頂の頃デビューしガンガンヒットを飛ばしましたが若くして亡くなっています。この"Shadow Dancing"は,"Thicker Than Water"に続くヒットで、#1になりました。
【名曲リレー578】dancing#2
■Dancin’Jones / Dino & Sembello('74)
リーバー&ストーラーのprodで74年にデビューしたラルフ・ディノ&ジョン・センベロは、フィラデルフィア周辺で活動していたsswチームです。ニコレット・ラーソンがセカンドでとりあげた”Dancin' Jones”のオリジネーター。なんとも素朴でのどかな感じが楽しい。”Maniac”をヒットさせたマイケル・センベロの兄弟だそうです。
【名曲リレー579】dancing#3
■Dancing In The Moonlight / Thin Lizzy('77)
ブライアン・ロバートソンが事実上脱退してジャケットにも残り3人しか映っていない「Bad Reputation」からのシングル曲で多分当時聞いてたはずだけど、ハードロックっぽくなくてスルーしてたんだろうなあ。今聞くとドゥーワップ風コーラスもイキです。
【名曲リレー580】moonlight#3
■Moonlight Shadow / Mike Oldfield('83)
大作志向だったマイク・オールドフィールドが歌ものの小品をやるようになったのが80'sのはじめで、日本では従来のプログレファン以外にもアピールしたのは”Family Man”をホール&オーツがカヴァーした事や、このマギー・ライリー(元ケイドウ・ベル)の歌声がまぶしい”Moonlight Shadow”あたりでしょうか?「Crisis」から。dsはサイモン・フィリップスです。