【名曲リレー571】his#3
■His Last Voyage / Gentle Giant('75)
ジェントル・ジャイアントもいろいろ聞いては見たのですが、なんかよくわからないのです。数少ない例外は「Free Hand」に入ったこの曲。まあvibeが入ってる事もあるのですが、複雑極まりない曲を温かみのあるコーラスと巧みな演奏力で聞かせます。
【名曲リレー572】last#2
■Last Chance For Love / American Tears('77)
80's初めにハードロックファンの間で人気が高かったタッチと言うアメリカン・バンドがありましたが、その前身がアメリカン・ティアーズ。CBSから3枚LPが出てまして、リアルタイムで日本盤が出てたかは不明です。中心となってるのが歌うkb奏者で、この人の書くポップなメロディーは70's半ばとは意外な感じします。77年の最終作「Powerhouse」からのクリップです。スティクスとかサヴァイヴァー好きな方は是非。
【名曲リレー573】last#3
■Last Song / Edward Bear('72)
ラリー・エンヴォイをリーダーとした3人組、エドワード・ベアーの本質はこの"Last Song"の様なポップな失恋ソングではなく、プログレ的なもっと実験的なものだった気がしますが、そっちはあんまりおもしろくなく、やはりこの曲になってしまいます。トップ40ファンにはおなじみの、#3まで上がった最大のヒットです。バンド名はミルンのクマのプーさんのモデルとなった漫画からとられているとか。
【名曲リレー574】song#2
■Song For Lee / Butterfield Blues Band
バタフィールド・ブルーズ・バンドの最後のスタジオ作「Sometimes I Just Feel Like Smilin’」(Elektra)は、ホーンセクション入りのブルーズ・バンドがすっかり板についた感じで、ラルフ・ウォッシュ(g)やロッド・ヒックス(b)、ジーン・ディンワイディー(sax)もvoを取るナンバーがありヴァラエティに富んでいます。解散後元メンバーのバジー・フェイトンらとフル・ムーンを組むディンワイディー作のインスト“Song For Lee”はビッグバンドにブルーズ・ハープが絡むようなダイナミックな作品です。解散後ポール・バタフィールドはベターデイズを率いてブルーズだけにこだわらないアメリカン・ミュージックの真髄に挑み、デイヴィッド・サンボーン(sax)はジャズ方面へ。デニス・ウィテッド(ds)はボニー・レイットのバンドへ参加します。
【名曲リレー575】song#3
■Shadow Dream Song / Gregg Allman ('77)
ジャクソン・ブラウンの最初期の青き時代の習作としてトム・ラッシュ、スティーヴ・ヌーナンらが取り上げた”Shadow Dream Song"を友人であるグレッグ・オールマンが、当時の恋人シェールと共作したオールマン&ウーマンのアルバムからのヴァージョンで。シェールは録音に参加してない気もします。ジャクソンがパメラ・ポランドとの若き失恋を歌ったナンバーでした。