【名曲リレー561】was#3

■My Friend Was A Pusher / Formerly Fat Harry('71)

フォーマリー・ファット・ハリーは、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュのメンバーがイギリスで組んでHarvestからデビューした4人組。dsがゴングのローリー・アレンだったり、幾何学的なイラストのジャケットからして米国風にはあまり感じません。グレイトフル・デッドの人気も高かった当時のイギリスらしい音。

 

 

【名曲リレー562】friend#2

■You've Got A Friend / Donny Hathaway('72)

キャロル・キングの名曲をダニー・ハサウェイの「Live」からの名演で。この曲は、ジェームズ・テイラーのヴァージョンが一番知られてます。近年キャロ・キンとJTの共演盤も出ましたしね。でも僕を一番カンドーさせたのは、やはりダニー・ハサウェイの「Live」に入ったヴァージョン。オーディエンスが一緒に歌い出す(っていうかまかせちゃう)シーンにぐっときます。

 

 

【名曲リレー563】friend#3

■My Friend The Sun / Linda Lewis('77)

ファミリーの「Bandstand」に入った名曲を末期ファミリーのジム・クレガン夫人であり、ファミリーのレーベルRaftからデビューしたリンダ・ルイスがカヴァー。といってもレーベルをAristaに移した77年の「Woman Overboard」から。ディスコ期の作品でリンダ・ルイスの意向がそのまま出てるかどうかはわかりませんが、この曲は素敵です。ハーモニカはメディシン・ヘッドのピーター・ホープ・エヴァンズ。

 

 

【名曲リレー564】sun#2

■Everybody's Missin' The Sun /Grin('71)

ニルス・ロフグレンがいたグリンのデビュー作は僕が持ってたのもこの動画のようなボロボロ盤でした。初期クレイジー・ホースのメンバーとして名前を連ねてたニルス(ニール・ヤングやジャック・ニッチェを含めてクレイジー・ホースだった時期があります)らしい可愛らしい曲で子供たちのコーラスもいい感じです。CBS傘下のSpindizzyと言うレーベルはほとんどグリンとジェリー・ウィリアムズしか出してないですね。

 

 

【名曲リレー555】sun#3

■Children Of The Sun / Dino Valenti('68)

ヤングブラッズが取り上げた"Get Together"の作者で、詩人でQMSのメンバーのディノ・ヴァレンテがリリースした68年の「Dino Valenti」から。日本ではソニーがファンからのリクエストでCD化する企画でトップ10以内に選ばれ世界初CD化されたというエピソードがあります。アシッド感覚あふれるフォーキーな1枚。正直この調子で最後までは僕には辛いのですが、1曲1曲を取りだせば独特の味わいがあります。