【名曲リレー546】keep#2
■Keep On Running Away / Lazy Racer('79)
クイヴァーのティム・レンウィック(g,vo)、クラプトン・バンドのリズム隊となったデイヴ・マーキー(b)とヘンリー・スピネッティ(ds~元ジューダス・ジャンプ)の英国勢に、Shelterから共作LPを出してたビル・ラム(g,vo)、ザ・フーとの仕事が知られるようになるティム・ゴーマン(kb)、紅一点のケリー・ハーランド(vo)の米国勢による英米混成バンドがレイジー・レイサーですが、激渋のフォーリナーといった具合。辛口と哀愁が混じったようなメロディーが印象的です。”Keep On Running Away”は「クロスオーバー・イレブン」でよくかかってました。
【名曲リレー547】keep#3
■Keeps Me Wondering Why / Steve Miller Band('83)
シカゴスタイルのブルーズ・バンドからスタートしたスティーヴ・ミラー・バンドは、サイケデリックやカントリー・ロック等の影響を受けながらポップなメロディーのガッツなロックを展開してきましたが、80'sに入るとNew Wave的なニュアンスをもった「Abracadabra」で大変身を遂げました(ある意味J・ガイルズ的でもあります)。"Keeps Me Wondering Why"もここからのヒットでタイトル曲ほどではないけど認知度高いです。しかしこのライヴは衣装が80's的だなあ。
【名曲リレー548】why#2
■Why I Sing The Blues / Cochise('71)
70's初めにザ・バンド、CS&N、バーズ、リオン・ラッセル、CCRあたりにあこがれた英ミュージシャンは多く、特にカントリーロック的なニュアンスを出す時に必要なsteel-gは人材が少なかったので、B・J・コールという人は非常に重宝されたものです。コチーズはコールが参加してたカントリー・ロックのバンドですが、米国風には聞こえず、サイケがかったハードロックにも聞こえます。コール以外にもミック・グラバム(g~プロコル・ハルム)、ウィリー・ウィルソン(ds~クイヴァー)、リック・ウィルス(b~スモール・フェイシズ、フォリナー)ジョン・ギルバート(vo~プルート)ら渋い人材が充実してました。セカンドの「Swallow Tales」に入ったこの曲では、スティーヴ・マリオットがコーラスで参加。
【名曲リレー549】why#3
■That's Why I Love You / Andrew Gold('75)
リンダ・ロンシュタット・バンドから独立したアンドリュー・ゴールドのファーストに入った、”That's Why I Love You”です。ジョージ・ハリスン・ライクなgソロと言い
Asylumの人たちにあってひときわビートリーな印象でした。ビートルズの遺伝子を持った元10CCのグラハム・グールドマンとWaxを組むのも理解できますね。しかし高校の頃1000円前後で転がってたこのLP、90'sにはなかなか高値が付いていて不本意ながら2000円近い値でボロ盤を買った事を思い出しました。平沢由美の日本語カヴァーもありました。
【名曲リレー550】i love you#2
■Do I Love You? / The Ronettes('64)
ロネッツの全盛期というのは実は短く63~64年にかけて。64年の4thシングルの”Do I Love You”はアンダーズ&ポンシアらしいいいメロディですが#34止まり。65年に入るとトップ40も難しくなるという花の命の短さよ…