【名曲リレー531】wall#3

■Back Up Against The Wall / Atlanta Rhythm Section(’73)

DeccaからMCAへ移った(というか米では同じ会社なんですけどね)ARSのセカンドは、voがロニー・ハモンドになっての最初のアルバム。タイトル曲はヒット曲を連発した70's後半もステージでレパートリーに入ってました。もともとサザンロックらしからぬ洗練さを持っていたバンドですが、この曲もシンプルなロックンロールに徹しています。その辺がものたりないと言えばそうかなあ。

 

 

【名曲リレー532】against#2

■Against The Wind / Bob Seger & The Silver Bullet Band('79)

「奔馬のごとく」なんて入魂の邦題のせいでちょっと気持ちがそがれてしまったボブ・シーガーの「Against The Wind」ですけど、なんかカントリーっぽくなったのはイーグルスのせい!とデトロイト印のロケンロー好きの友人によくなじられたもんです。タイトル曲は逆境にも関わらず頑張るという演歌の世界ではあります。

 

 

【名曲リレー533】against#3

■Against All Odds / Phil Collins('84)

テイラー・ハックフォード監督の映画(カリブの熱い夜)はつまんなかったけど、フィル・コリンズのこの主題歌は好き。タイトル以外直接映画とはカンケーない歌です。しかしこの頃ノリにノッってたフィルコリでした。

 

 

【名曲リレー534】all#2

■Love Is All / Roger Glover And Guests ('74)

アラン・オルドリッジの童話絵本を音源化した「The Butterfly Ball」は元パープルのロジャー・グローヴァーの初ソロで豪華ゲストを加えたのもの。まったくハードロックではありません。シングルにもなりました"Love Is All"は、レインボウ以前のエルフ時代のロニー・ジェイムズ・ディオをフィーチャーしてました。アルバムだけでなくライヴも行われたり、そのライヴシーンと実写とアニメーションとの合成のフィルム(TVでOAされた?)もあって、74年のパープルのメンバーの忙しさに拍車をかける形となりました。そのライヴで歌われた”Love Is All”とアニメ、実写をミックスさせたものがこの動画。ライヴシーンではジョン・ロードやエディ・ジョブソン(violin)の姿も。ルシファーズ・フレンドのジョン・ロートンとデイヴィッド・カヴァデイルが歌います。ライヴシーンだけ見たかったなあ。

 

 

【名曲リレー535】all#3

■Start All Over / Bobby Whitlock('72)

ガチャガチャうるさいイメージの「Raw Velvet」はあまり好きではないボビー・ホイットロックノアルバムなのですが最後に入ったバラードの”Start All Over"は別物。男くさい、うねりを持った歌声です。このアルバムってbassがVDGGやジューシー・ルーシーのキース・エリスなのがびっくり。gは後にジャクソン・ブラウンのバンドやマックに加わるリック・ヴィトーです。