【名曲リレー511】holy#3
■Houses Of The Holy / Led Zeppelin('75)
さるさる日記の時代から”Holy Man”とくれば次は”Houses Of The Holy”と決まっているのです(20年以上同じ事をやり続けてるのか!)。一番好きなゼッペリンのアルバムは「Physical Graffiti」でして特にこの曲が好き。金属的なイントロからやたらブンブンいうbassといい、「聖なる館」のアウトテイクにするにはもったいなかったですね。
【名曲リレー512】house#2
■Pink Houses / John Cougar Mellencamp('83)
ジョン・クーガーがメレンキャンプ姓を名乗り始めた「Uh Huh」('83)に入った力強いナンバーです。メインストリームの米ロックがどんどん大げさになってゆくのを横目で見ながら、トム・ペティやローン・ジャスティス、ブライアン・セッツァーなんかのルーツロックの味わいを残した音が心の支えでした(^^;
【名曲リレー513】house#3
■House For Everyone / Traffic('68)
トラフィックのファースト「Mr.Fantasy」に入ったデイヴ・メイスン曲ですが、fluteとsaxを持ち替えるクリス・ウッドと正確なシンバルワークが印象的なジム・キャパルディが活躍。ウィンウッド未参加な気がします。ねじ巻く音も効果的に使われています。
【名曲リレー514】everyone#2
■Each And Everyone / Everything But The Girl('83)
記念すべきエヴリシング・バット・ザ・ガールのデビュー作「Eden」はWea傘下の新レーベルBlanc Y Negroからリリースでしたが、日本盤は最初ワーナーからではなく新星堂のシリウス・コレクションからのリリースだったと思います。大手ではなく、クレプスキュールの諸作を独自にリリースしてきた、この輸入盤ショップを展開していた新星堂がこれを出せたというところに、New Waveらしさというか当時のレコード業界の勢いがまだまだあった事を思い出します。ボサ・テイストのこの曲は、「Eden」からの最初のシングルで、シンプルの極北だったトレイシー・ソーンやベン・ワットのそれぞれのソロにはない味わいを醸し出していました。他にも名曲満載で今もってEBTGというとこのアルバムです。
【名曲リレー515】everyone#3
■Love Comes To Everyone / George Harrison('79)
この「慈愛の輝き」は出た頃は全然ピンとこなかったのですが、後になってじわじわくる1枚でした。時代柄AOR風味のテイストもありました。隙間を埋める様なスティーヴ・ウィンウッドのいかにもらしいシンセや、跳ねるウィリー・ウィークスのベースも耳に残ります。くしくもジョージ本日誕生日です。