【名曲リレー461】through#3

■Through The Years / Freedom ('71)

プロコル・ハルムの初代dsだったボビー・ハリスンが脱退後結成したのがフリーダム。基本はサイケ風味のハードロックですが、特にこういう大陸的な広がりを感じさせるルーツロック的な音もあります。これはVertigoに移って出した3枚目「Through The Years」のタイトル曲でした。ロジャー・サンダーズのgがカッコイイ。

 

 

【名曲リレー462】year#2

■Year Of The Cat / Al Stewart ('76)

アル・スチュワートの世界観がポップにうまくフィットした名曲ですが、それには共作者ピーター・ウッド(ナチュラル・ガス)のセンスもあったのかもしれません。アラン・パーソンズのprodでコックニー・レベルのリズム隊(スチュワート・エリオットのシンプルなドラミングはすごく合ってる)やクイヴァーのティム・レンウィック、ウッドらをバックにしたこのアルバムはいささか出来過ぎの感があるくらいいい曲が並んでます。そのクライマックスはこのタイトル曲でsax吹くフィル・ケンジーの名前を大いに売ったものです(このあとロッド・スチュワートのバンドから誘われます)。

 

 

【名曲リレー463】year#3

■Happy New Year / Beverley ('66)

本年もよろしくであります。お約束のビヴァリー(マーティン)のこのシングルは、Deramレーベルの最初の1枚でデニー・コーデルのprodでありました('66)。ランディ・ニューマンのあまり知られてない曲です。gソロはジミー・ペイジだそう。

 

 

【名曲リレー464】happy#2

■Oh Happy Day / Edwin Hawkins Singers

シフォンズの"He's So Fine"以上にこの曲の方がジョージの"My Sweet Lord"に与えた影響が大きかったのでは?と思います。エドウィン・ホーキンス・シンガーズによるゴスペル曲でカリフォルニアのバークレーの教会でのライヴ音源です。69年に4位まで上がったヒットです。僕はRhinoの「Soul Hits Of 70's」で知りました。映画「天使にラヴソングを」で使われて有名になりましたね。

 

 

【名曲リレー465】happy#3

■Ev'rybody's Gonna Be Happy / The Kinks ('65)

それほどヒットしてないけど初期のキンクスで忘れられないものの1つです。狭いところから飛び出しそうになるようなイキの良さが魅力です。65年のシングル。映画「ハイ・フィディリティ」で急に流れてびっくりしました。