【名曲リレー426】all#2

■After All This Time / Merry Clayton ('71)

ストーンズの"Gimmie Shelter"での客演で有名になったメリー・クレイトン(弟はリトル・フィートのサム)のセカンド「Merry Clayton」('71,Ode)に入ったキャロル・キング曲。ニール・ヤングの"Southern Man"から始まって"Steamroller"、"A Song For You"と言った有名曲のカヴァーが並ぶこのアルバムもOdeレーベルらしくなかなか入手困難なのかもしれません。gはデイヴィッド・T・ウォーカーです。グルーヴィーなorgはビリー・プレストン。

 

 

【名曲リレー427】all#3

■He's Got All The Whiskey / Bobby Charles ('72)

ピーター・ゴールウェイ、エリック・カズ、ジョン・サイモン、ボビー・チャールズといった「ロック名盤」の第1世代(現在の「新名盤探検隊」へと脈々と続く日本ワーナーの発掘再発化作業のルーツはやはり76年に始まる「ロック名盤復活シリ-ズ」でしょう)の日本での愛されぶり(本国での低評価のわりに)はやはり特筆すべきものがあります。この辺はブランクあれど常にカタログに残り続けたのではないでしょうか?ボビー・チャールズのBearsville盤「Bobby Charles」はウッドストック産のベアズヴィル・サウンドのエッセンスが詰まっています。ベター・デイズもライヴでカヴァーした"He's Got All The Whiskey"、つべを見てたらジョン・マーティン&エディ・リーダー(元フェアグラウンド・アトラクション)のカヴァーもありました。

 

 

【名曲リレー428】whiskey#2

■Whiskey In The Jar / Thin Lizzy ('72)

知らなかったのですがエリック・ベル時代のトリオ期のヒット曲だったのですね,"Whiskey In The Jar"は。元々アイリッシュ・トラッドだったようでメロディも哀愁味あります。後のリジー・サウンドは結構ちがいます。イギリスではこのDecca時代は全く売れなかった様で、これが唯一のヒットとの事。

 

 

【名曲リレー429】whiskey#3

■Whiskey Train / Procol Harum('70)

クラシカルなイメージが強いですが、初期にはステージでは意外とブルージーな曲もやっていたプロコル・ハルムです。このPVは雪の積もったホーム脇で演奏するゲイリー・ブルッカー以外の3人が辛そう。ブルッカーは屋根があるところで歌うと言うなんか不条理な面白さがあります。ユーモラスなジャケの「Home」('70)はこの曲以外あまり覚えてません。ここまでRegal ZonophoneでこのあとChrysalisになります。ロビン・トロワーも可愛らしいですね。

 

 

【名曲リレー430】train#2

■Train In G Major / Lindisfarne ('71)

仏TVって結構見た事もないライヴ動画がありますよね。リンディスファーンの「Fog On The Tyne」に入ったアルバム曲のこれのライヴ動画はとてもうれしいです。曲はまあディランの"悲しみは果てしなく”の焼き直しなんですけどねえ。アラン・ハルにはもっと長く生きてて欲しかったなあ。