【名曲リレー376】fun#2
■Kites Are Fun / Free Design ('67)
昨日訃報が伝えられたVANDAの佐野さんの功績は数多いのですが、僕にとってはフリー・デザインとエターナル・チルドレンを紹介してくれたことですね。ソフトロックのコンピ(権利関係とか少々怪しいものでしたが)でフリー・デザインの”Kites Are Fun”のイントロが流れ出した時には震えましたね。ホント。その後トラットリアからCDが出ましたけどやはり佐野さん効果だったと思ってます。フリー・デザインはデドリック兄弟を中心とするファミリー・グループでProject3というNYのレーベルからデビューしています。”Kites Are Fun”は67年のファーストのタイトル曲。
【名曲リレー377】fun#3
■Hot Fun In The Summertime / Sly & The Family Stone ('69)
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの#2まで上がった69年のヒットです。タイトル通りピースフルなムードに満ちたゆったりした曲。voをメンバーで歌い回すところも相変わらずでカッコイイ。TVライヴですがイントロ切れが惜しい。
【名曲リレー378】hot#2
■Hot Rod Lincoln / Commander Cody & His Lost Planet Airmen ('71)
カントリー・ロックでありながらスウィング的側面が強いんであまり聞く事はないコマンダー・コディのヒズ・ロスト・プラネット・エアメンを率いての最大のヒットがこの"Hot Rod Lincoln"('71)です。たたみかけるような言葉の羅列で歌詞がわからないとさっぱりなんですが、ビル・カーチェン(g)の印象的なgといいテンポの良さで引き込まれるのです。最高位9位。
【名曲リレー379】hot#3
■Hot Love Cold World / Bob Welch ('77)
ソフト&メロウに徹したボブ・ウエルチのファースト「French Kiss」の中で、数少ないパリスの残り香を感じるのがシャープな"Hot Love Cold World”です。でも残り香といってもあくまでシャープなgに限っての事ですが。
【名曲リレー380】cold#2
■James And Cold Gun / Kate Bush ('79)
"James And Cold Gun"は、日本では12"の4曲入りで「ミステリー」というタイトルで紹介されたケイト・ブッシュのライヴ・シングルのハイライトでした。音だけでなくヴィジュアル面でもかなりトンだものでした。バンドは完全に黒子になっていて(演劇的なものよりもケイトを含めたバンド・パフォーマンスを見たかった)僕としては不満でしたけど。演奏は素晴らしい。