【名曲リレー336】tear#2

■I'm Gonna Tear Your Playhouse Down / Paul Young('84)

アン・ピーブルズのサザン・ソウルを当世のUKロック風に焼き直したポール・ヤングの”I'm Gonna Tear Your Playhouse Down”をきいたソウルファンは怒ったろうなあ(^^)

フェアライトの♫ジャンってやつ(イエスの"Owner Of Lonely Heart"で有名なあれ)も入ってます。ヤングの歌はソウルフルですが、今聞くとバックの演奏とは水と油みたいで、それはそれで面白いのです。あと髪型ね(^^)

 

 

【名曲リレー337】tear#3

■Hold Back The Tears / Neil Young & The Bullets('77)

今気付いたのですがニール・ヤングの「American Stars'N'Bars」は日本盤LPはニール・ヤングのソロ名義でしたが、オリジナル米Reprise盤にはソロ名義、&クレイジー・ホース、&ザ・バレッツの3種類のクレジットがあるのでした。"Hold Back Tears"はリンダ・ロンシュタット&ニコレット・ラーソンのバレッツを従えてのもの。フランク・サンペドロ(g)以下のクレイジー・ホースにベン・キース(steel)、キャロル・メイード(fdl)が参加したカントリー・ロックです。

 

 

【名曲リレー338】hold#2

■Hold Your Fire / Patto('71)

独Repertoireが70's英のVertigoレーベルの諸作品をCD化し始めたのは80'sの終わりでしたが、アフィニティとパトゥーがCDショップに積まれたのを見た時はホントにびっくりしました。それまで名前しか聞いたことなかったバンド群が2000円でおつりがくるのだ!と狂喜したのは言うまでもありません。ロジャー・ディーンのジャケットが印象的なパトゥーの2枚目「Hold Your Fire」は、自由奔放に弾きまくるオリー・ハルソールと鍛えられたマイク・パトゥーのvoが耳に残る1枚。タイトル曲はジャズっぽいハードロックの名曲であります。タイムボックスを前身としたジャズロック・バンドです。

 

 

【名曲リレー339】hold#3

■Love's Got A Hold On Me / Stretch('76)

ストレッチの「You Can't Beat Your Brain for Entertainment」('76)はもう手放してしまいましたが、「Air Cut」期のカービー(g)をフィーチャーしたなかなか熱いワーキングクラスのハードロックです。voはヴェルヴェット・オペラのエルマー・ガントリーで、偽のフリートウッド・マックに仕立て上げられツアーを行わされるという悲惨なデビューを経てしぶとく(逆風のシーンにも関わらず)生き残ってきました。”Love's Got A Hold On Me”はシンプルで熱いハードロック。

 

 

【名曲リレー340】love#2

■A Love Like Yours / Nilsson & Cher('75)

フィル・スペクターがWarner Bros傘下にWarner Spectorと言うレーベルを作ってた事はついつい忘れてしまいますが、75年に出た"A Love Like Yours"は名曲。ジョン・レノンと飲み明かしてた時代のニルソンとシェールとのデュエット曲です。オリジナルは多分マーサ&ヴァンデラス。