【名曲リレー321】lamb#3
■Little Lamb Dragonfly / Paul McCartney & Wings('73)
"Little Lamb Dragonfly"は、元々は「Ram」に入ってた曲だそうですが、手直しされて「Red Rose And Speedway」に収録されました。このウィングスのセカンドは2枚組に近いヴォリュームから厳選されたチョイスになっています。ヒットシングルが"My Love"しかはいってないので昔はとっつきにくかった1枚でしたが、これこそポール・マッカートニーの魅力満載ではないか?と最近は思います。アコギの使い方やコーラスもすごく芳醇な感じ。
【名曲リレー322】little#2
■Little Star / Bob Welch('78)
何度でも書きますが、ストリングスを抜いたボブ・ウエルチの初期2枚が聞きたいなあ。セカンド「Three Hearts」のラストに入ったポップなメロディーの"Little Star"は、ヘヴィなgですが、ものすごくわかりやすいメロディです。唯一の日本公演('79)のアンコール2曲目でした。
【名曲リレー323】little#3
■Little Queen / Heart('77)
最近では姉妹の不仲が噂されるウィルソン姉妹のハートの、日本デビュー作はPortraitから出た「Little Queen」でした。もともとMushroomというインディーからのデビューで、いきなり大ヒットを飛ばしたハートをメジャーのEpic傘下のPortraitが、より高い契約金で釣り上げ、Mushroom側から裁判にもなった事件は、サードがMushroomから出すと言う条件で和解したのが78年の事。そんな外野の雑音と関係なくカリフォルニア・ジャム2に出演したり、美人姉妹を前面に出したキャッチーなハードロックで人気沸騰でした。このタイトル曲は途中プログレ的な展開を見せますが、鈍い光を放つファンクです。もったいぶったイントロのカリジャム2の動画から。こういった曲にもゼッペリンへのこだわりを感じます。
【名曲リレー324】queen#2
■Butter Queen / Three Man Army('71)
僕はスリー・マン・アーミーと言えば、Pegasusから出たファーストの「A Third Of A Lifetime」であり、1曲目の"Butter Queen"なのです。ガンのガーヴィッツ(この頃はカーティスか?)兄弟にスプーキー・トゥースから借りたマイク・ケリーを加えたトリオです。とは言ってもこの曲でのdsはバディ・マイルズなのですが。たたみかけるようなこのハードロックこそ3MAの真骨頂では?と思います。
【名曲リレー325】queen#3
■Snowqueen Of Texas / Mamas & Papas('70)
70'sに入ってから出た「People Like Us」はママス&パパスのラスト作でした。タイトル曲はピチカート・ファイヴにも影響を与えたソフトロックでした。この”Snowqueen Of Texas”も70年なのにまだフラワーな感覚が残ってる感じが妙に面白いのです。テキサスの雪の女王なんてありえないねえ。しかし雪とつけば雪女とか雪の女王とか、女性なんですね、とタイトル探してて気づきました。まあ独り言。