【名曲リレー316】hotel#2

■Halfway Hotel / Voyager('79)

ぼくがヴォイジャーの事書くのは何かおこがましい気がしますが、許してね。トン・トン・マクートのポール・フレンチ(kb)が結成したニッチポップなバンドがヴォイジャーです。ジャケットがヒプノシスと言う事でプログレ的に語られてますがもっとポップ。この79年のファーストに入ったヒット曲が"Halfway Hotel"です。上手く言えないが、胸のあたりがつんとくるようなメロディーが素晴らしいです。dsは後にバーニー・マースデンのアラスカに参加。

 

 

 

【名曲リレー317】hotel#3

■Broadway Hotel / Al Stewart('76)

名曲満載の「Year Of The Cat」の中でひときわ英国的香りを感じさせる1曲。ロビン・ランブル(元ビザンティウム)の弾く物哀しいviolinが曲に表情をつけていますね。

 

 

【名曲リレー318】broadway#2

■Nights On Broadway / Bee Gees('75)

ディスコ期に入る直前のビージーズは、低迷期とされてましたが、音楽的には悪くないです。「Saturday Night Fever」のあからさまなディスコ路線に移るまでの。ダンサブルはファンキーな路線の「Main Course」('75)からのナンバー。Midnight Specialの動画でMCはナタリー・コールです。

 

 

【名曲リレー319】broadway#3

■Lamb Lies Down On Broadway / Genesis('73)

今やジェネシスの声というとフィル・コリンズの方が多くの人にはすぐ浮かぶのでしょうが(僕も)、ピーター・ガブリエル時代のこの曲を聞くと、声質に近いものがあったんで、コリンズへのスイッチがスムーズに行ったのだなあ、と改めて感じます。その2枚組は難解ともいわれてますがこのタイトル曲はききやすくキャッチー。何よりも爆発力があります。

 

 

【名曲リレー320】lamb#2

■The Lamb Ran Away With the Crown / Judee Sill('72)

ジュディー・シルは、CDの時代になって当たり前の知名度を誇ってますが、CD化されるまではかなり入手困難で、知名度もごく一部の好事家にしかなかった事は忘れてはいけないです。しかしこれほどの人だけにちゃんと音楽が流通していればそこそこ知られるはずだったので、やはり早々と廃盤にしてしまったAsylumがあかんなあ。中身は2枚目の「Heart Food」の方がいいですがジャケ的にはこの曲が入ったファーストがいい。しかしこの穏やかそうな知的な女性がドラッグで壮絶な人生を短いうちに終えてしまったのはにわかに信じがたいです。