【名曲リレー231】alright#3

■Kids Are Alright / Eddie & The Hot Rods('76)

パンクというには音楽的素養があったため、青春パブロックとも言われてましたエディ&ザ・ホット・ロッズの「Teenage Depression」('76)は、ゼムやストーンズ、ザ・フーといった60'sビートバンドのカヴァーがライヴで入ってました。その辺も若きパンク勢とは違うところ。この”The Kids Are Alright”はもちろんフーのカヴァーで小気味よいdsが気持ちいいです。

 

 

【名曲リレー232】kid#2

■Lemonade Kid / Kak('69)

日本では長らく紹介すらされなかったカリフォルニアのサイケ・バンド。69年に唯一の「Kak Ola」(Epic)がありますが,なぜこれほどのバンドが名前すら知られてなかったのか謎であると同時に層の厚さを感じます。この”Lemonade Kid”は信号の様なトーンのgが本当に美しいのです。僕はRhinoから出たシスコバンドの箱で知りました。

 

 

【名曲リレー233】kid#3

■Don't Kid Yourself / Amy Holland('80)

新進のAORな女性voとしてデビューしたエイミー・ホランドはマイケル・マクドナルド(後に結婚)とパトリック・ヘンダーセンがprodして注目を浴びましたが、ファースト「Amy」はジャケットがひどかったのでかわいそうでした。個人的にはもっとナチュラルな感じの女性voにハマってたので… スティーヴ・ミラー・バンドのノートン・バッファローのharmonicaをフィーチャしたこの曲はいかにもマクド的なコードチェンジなどニヤリとさせられました。ジョン・マクフィー(steel)参加のカントリーロックな感じがもう少しあればよかった、とは言っても80年ですもの、それは難しいな。

 


【名曲リレー234】don't#2

■Don't You Want Me / Human League('81)

ヒューマン・リーグのエレポップ有名曲。ヘヴン17一派が辞めた後、フィリップ・オーキーがシェフィールドのクラブでジョアンヌ・キャトラル(黒髪)とスーザン・アン・サリー(ブロンド)をナンパしてバンドに加え踊れる方面へ立て直してブレイク。こういう曲当時はそんなに好きではなかったのですが、ラジオから流れてくるんでちゃんと覚えてる。しかも数年後ディスコとかで、懐かしの曲として流れたりするとあら不思議、コドモみたいな子達に交じって一緒に歌えるからすごい。音楽の力ですわ。このクリップもなつかしいです。81年の英米#1です

 

 

 

【名曲リレー230】don't#3

■Don't Waste My Time / Staus Quo('72)

PyeからVertigoに移ったステイタス・クォーの5枚目は「Piledriver」でここから快進撃が始まります。徹底したブギ路線は、3枚目から始まってますが、ヒットにつながったのはここからで冒頭の"Don't Waste My Time"から飛ばします。クォーにとって「In Rock」的なアルバムだったのでしょうかね。