今週は悲しいセレモニーが二つありました。
初めに私の従姉妹のお通夜。
まだ48歳、ガンで亡くなりました。
お坊さんがお経を詠むのが辛かったと言った時、彼女の母親の背中があまりにも寂しく見えてやるせない気持ちになりました。
大切に大切に育てた娘。
自分より早く逝ってしまうこと、想像を絶する悲しさだと思います。
闘病生活を支えることも胸が張り裂ける思いだったと思います。
まだまだやりたいことがあって明るい未来が霞んだ瞬間全てが終わってしまいました。
そしてもう一つ、友達の旦那さんが事故で亡くなりました。
まだ32歳。
彼は米海軍の軍人でベースでメモリアルが開かれました。
日本とアメリカの国家斉唱。
5人の人がそれぞれ彼の思い出を語りました。
バクパイプでアメイジンググレイスが奏でられ涙は止まりませんでした。
あまりにも若すぎる。
これからだった。
これから自由になって、これから好きなことをしてこれから彼の第二の人生が始まるところでした。
19歳頃から厳しい訓練、状況に耐え生きてきた彼の死が無念でなりません。
死はいつでも悲しいですが、若すぎる死、予期せぬ死ほど悲痛で心がずっしりと沈むものはありません。