コルネーリア フンケ, Cornelia Funke, 細井 直子
 どろぼうの神さま

 ホームレスの子供達とヴィネツィア。そしてどろぼうの神さまという少年。

 本当に面白い物語に対して、ジャンルを割り振る事の無意味さを実感させられる。

 子供が沢山の表情を持っているように、この本もまた様々な角度から

 何度でも読み返すことが可能な作品。一概に良いとも悪いとも言えないだろう。

 しかし最早子供でない自分は矢張りこう言いたくなるわけで。

 ――この落ちだけは許したくない…。