R.P. ファインマン, Richard P. Feynman, 大貫 昌子
 困ります、ファインマンさん

 このシリーズ、ファインマン本人が書いたものとされているが

 実際は彼の友人の子供が本人から聞いた話を写し取ったもので、自伝ではない。

 しかし、だからといって本書の魅力が衰えるわけではない。

 嘘か真か分からない話の数々はファインマン氏の優しくユーモラスな人柄を

 反映させてなおかつ痛快。しかし政府嫌いの彼が結局は政府に殺されたも同然と

 考えると、どうしてもやりきれない。