著者: 筒井 ともみ

 

 子供の時は飲み込めなかった味が何時の間にか受け容れられるようになる。

 酸いも甘いも舌が覚えている。辛い記憶ですらいつか懐かしく思える。

 懐かしい味覚と幼少の思い出は一連なりの数珠のようなものだなと思う。


 江國香織が好きな人には受け入れやすい筈だ。