こんにちは。京都の朗読家 馬場精子です。ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
15日土曜、時々小雨も降る中、木ノ下裕一さんが案内をされ、私が各所で朗読をする
【芸能の在る処】〜伝統芸能入門講座〜「旅する編」が、無事に終わりました。
物語の地を訪れ、ゆかりの場所で朗読を聴くという今回の企画は、ロームシアター・京都さんでも初めてだそうです。
テキストを朗読しているだけでは得られない、その場ならではの空気が流れ、ご参加の皆様にも喜んでいただけたようで、充実した時間となりました。
ロームシアター・京都の担当者さんと木ノ下さん渾身の「旅する編」のしおりと共に。
皆さまありがとうございました。
最後は、木ノ下裕一さんから何と参加された方全員に、木ノ下さん手描きの栞のプレゼント。そこには木ノ下さんからのひと言も添えられていて、温かな気持ちになりました💖
💎まずは、午前9時50分にロームシアター・京都に集合。10時に観光バスで出発しました。バスは、五条大橋を通って六条へ…。朗読した場所と、作品をご紹介致します。
①六条堀川館跡
🔹『義経記』巻第六「忠信最期の事」
原文・木下裕一訳で朗読
蜘蛛の巣もはり、変わってしまった屋敷。忠信の最期は、壮絶で辛くなる。
②蝉丸神社の舞台
🔹 『源氏物語』関屋・原文
🔹『新源氏物語』田辺聖子
空蝉と源氏の一行が、逢坂山で出会うところを描いた「関屋」。終わり頃、雨が降ってきたことも、まるで涙のよう、とご参加の方が仰る。
*大津市歴史博物館では、学芸員さんのお話しを聴く。「墨絵のような琵琶湖」を楽しんできてください」の学芸員さんの言葉が何とも素敵で。
③大津港・ミシガンクルーズ船内
🔹『楽浪の志賀』司馬遼太郎
🔹『近江路』白洲正子
同じ近江を表すのに、書き手によって、これだけものの見方や感じ方、その表現が変わるものなのか。朗読の声が、二人の作家でちがうことに驚いたと、後で木ノ下さんに言っていただいたこと、大変嬉しく思いました。
④義仲寺
🔹『平家物語』巻第九「木曾殿最期」・原文
朗読を終えたあと、しばらくは、誰ひとり身じろぎひとつされません。皆さんの心の中に、義仲が、巴の姿が見えているのを感じた瞬間でした。車中に戻っても、その空気がそのままなのを感じました。
義仲寺
義仲のお墓
松尾芭蕉の墓
巴塚
後ろの列、左から二番目が義仲のお位牌
芭蕉の翁堂。天井の絵は伊藤若冲(複製)
義仲の側女、山吹御前の墓
ロームシアターに到着したのは18時。冷たい雨が降っているのに、心が温かくなる1日でした。
そして…帰宅すると、もふもふのコロちゃんを抱っこ。お留守番してくれたコロちゃんに感謝です。
馬場精子の朗読CD
『KO・TO・BA vol.1 〜宮沢賢治をよむ〜』
「やまなし」「注文の多い料理店」「よだかの星」
『KO・TO・BA vol.2〜セロ弾きのゴーシュ〜』



















