辻ヶ花浪漫
歌:クレヨン社
もも辻や 四辻がうらの 一の辻
占まさしかれ 辻占の神
“来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに…”
―――宵に消え入る 誰の声
“焼くや 藻塩の 身も焦がれつつ”と
あなたが来れば 続けましょう
遠のく人の袖を引く唄は
細く幼い禿の唄
想う人に尽くせないのなら
何が黒髪
何の化粧
「柘植の櫛 捨てた 裏藪に捨てた
姉様の帯は 血の色の緋色」
月が枝にかかるまで
待てどもあなたが来なければ
小さな花を胸に抱き
あなたと思って帰りましょう
桃色月夜に咲く花は
青紫の都忘れ
四辻に揺れるたおやかな影は
時に儚い辻が花
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歌詞もさることながら、この曲はメロディが良い。
和風な旋律、しっとり歌い上げるボーカル、非常に歌詞と合っていて良い。
ぜひとも、聞いて欲しいです。