アニメでも漫画でも大人気の呪術回戦。

 

ファンの方も多いのではないかと思います。

 

私もそのひとりで、アニメも漫画も両方とも見ています。

 

(漫画はつい最近24巻(最新巻)が発売されましたね!)

 

人気漫画だけあって、関連本もいくつか出されています。

 

この本はその中の1冊になります。

 

 

 

あらすじ

 

あらすじというか、この本は呪術回戦の原作漫画を読んでいることが前提になります。

 

(そうじゃないとほとんどワケが分からず楽しめない)

 

呪術回戦の原作漫画をずっと読んでる人が対象になります。

 

原作漫画19巻までの重要なセリフやシーンが英訳されていて、文法や単語の解説も載っています。

 

人名や技名などはVIS版に倣っていますが、セリフの英訳はこの本のオリジナルだそうです。

 

(VIS版というのは、日本の漫画の翻訳出版を行うVIS Mediaが訳しているバージョンのことで、これが翻訳版の基本になります)

 

こと細かく解説されているわけではありませんが、どうしてこの前置詞を使うのか、この単語を使った意図はなんなのかなど、ざっくりと解説されています。

 

この本だけで勉強するのは危険ですが(笑)、英語を勉強してみようかなというとっかかりの本としては最高だと思います。(呪術回戦ファンなら)

 

 

 

この本を読もうと思った理由

 

原作漫画に出てくる術式を日本語で読んでもよく分からなかったからです(笑)。

 

呪術回戦は呪術師たちが世の中にはびこる呪いを呪術によって祓っていくのですが、その術式の名前が難しすぎて理解不能だったのです。

 

いや、アニメや漫画は絵があるからわかると言えば分かるんです。

 

でも、術式の名前を聞いてもピンと来ない。

 

「領域展開 嵌合暗翳庭」と言われて分かります?

 

(この術式の英訳は「Domein Expansion   Chimera Shadow Garden」。この英訳読んでやっと術式の意味が分かりました)

 

「英語だったらもう少し分かりやすく術式名が訳してあるのかもな」と思ったのと、英訳された日本の漫画がどんな感じなのか知りたかったので読んでみました。

 

英訳された漫画からどのようにして英語を学ぶのかも興味があり、読んでみました。

 

 

 

 

 

 

 

感想

 

良くできた本だと思います。

 

きっちり細かく学ぼうとするのには向いていませんが、これから英語を学びたいと思っている人(呪術回戦ファン)にはとても良い本だと思います。

 

英語学習のとっかかりを掴むのにはまさに最適の本だと思いました。

 

また、私のように「日本語で聞いても難しくて術式よくわからん」という人にも良い本だと思いました。

 

日本語だと難しい漢字がたくさん使われていて、イマイチ読み方も意味もよく分からないことがありますが、英訳はシンプルな単語で書かれているので分かりやすいです。

 

呪術回戦の原画もたくさん使われているので、「あー、あのシーンね」と原作漫画を思い出しながら読み進めることもできます。

 

飽きずに一気読みできてしまう、面白い本でした。

 

著者の北浦先生は「ジョジョで英語を学ぶ」という本も出版なさっていて、ジョジョファンはそちらが良いのではないかと思います。

 

英語学習に興味を持たせる、こういう面白い本が今後もたくさん出るといいなあと思いました。

 

ジョジョシリーズのリンクも貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョシリーズはこちら。