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難波鷹史のREADING STATION

難波鷹史が日々挑戦する朗読や修理に関しての思うことやうんちく、その他日常的なことをつづるウェブログです。
アメブロにあったもう一つのブログとSeesaaブログのものと合体しました。

子帳簿保存法の準備のため、長らくほったらかしにしていたSCANSNAP S500を再整備してみる。

 

 

前の記事がこちらのAmebaブログに転送できなかったようで、再掲載して引用する。

 

 

前回は、紙送りローラーはシリコンチューブに取り換えて、問題なく動いたが、画像が微妙であるところで終ってた。以下、今回のポイントのみ掲載する。

うっかり、工学基板を取り外してしまった場合は、基板のネジ穴の周りのプリントの中央にくるように正確にねじ止めすればたぶん問題ない。ワッシャーも基板の表側でOK。

(ネジは基板のプリントに合わせて中央にねじ止め)

 

レンズの位置を動かしてしまった場合は、以下の画像のように止め金具の円形の窓に見える溝が中央より、少し右になるように固定する。この状態で自動調整のサイズが正常に機能するようになった。極端に動かすと、画像のピントがずれまくるので注意。

光学ユニット全体の黒いシートは、セメダインのBBXで接着しなおすと、また有事のときにはがせるようになる。

黒いシートが破れたりした場合は、黒のビニールテープとアルミテープを重ね貼りすれば光が入ることはない。

写真では、ビニールテープ、アルミテープ、見栄えのためにもう一度ビニールテープを貼って仕上げた。

 

絵葉書を両面読み取りした結果がこちら。

 

ところで、画質はもっと鮮明だったようにも思ったのだけど、よく考えたら、これらのカメラとセンサーはもう片側の方にも入っていて、こちらは分解していないし、画像は間違いないはずだ。実際、表と裏を差し替えても、画質に大差なかった。

 

(SCANSNAP もう片側のユニット)

昔、故障前にスキャンしたOh!X で確認すると、やはり画質としてはこんなもんかもしれない。

(Oh! X 89年2月号)

 

以上で、整備終了。

領収書の資料作りであれば今でも十分な性能で、まだ長く使えそうではある。