マイクロソフトのマイク・ミラの件その1 | 難波鷹史のREADING STATION

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アメブロにあったもう一つのブログとSeesaaブログのものと合体しました。

欺広告に、血縁にある方が遭われたので調査してみた件である。

インターネットブラウザーでネット検索をしていて、いきなりページがリダイレクトされて、ウイルスに感染した!

とかハッキングされた! などと、広告が表示され、慌てふためく年長者を混乱させ、人をだまして金を奪い取る犯罪がある。

 

分からないのは、振り込め詐欺にしろ、オレオレ詐欺にしろ、被害に遭うのはいつも年長者であるということ。今回の詐欺の手法も、以前から被害者には注意を促していたがダメだったのだ。

今回の出来事は以下の通り。

 

ノートPCでネットを見たり、YouTubeを見たりしていたら突然

「ハッキングされたことを検知したので、サポートを受けてください。連絡先はこちら フリーダイアル050-***-****」などと表示され、焦って、電話を掛けました。

 

これですが「もうPCが壊れるよ」「データ消されるよ」ってあおるんだろう。詳細は確認はしてないが、モノによってはけたたましい音が鳴るものもあるようだ。

被害者はYouTubeを見ていたと証言しているが、YouTubeを見ていて、たとえばページがリダイレクトされて詐欺広告が表示されるとか、僕はそういうものに遭遇したことがない。

ただ、たまたま詐欺広告がYouTubeページに入ることも可能性としてはあるかもしれない。

050から始まる電話番号はIP電話だと思われるが、フリーダイアルであると偽っている点で詐欺確定である。まともな業者ならまず通常の電話番号で商売をするはずである。もちろん050番号でまっとうな商売をしている方もいるかもしれないが。

 

ちなみに詐欺広告が表示されたと思われるサイトにジャンプする直前、ある医薬品についてのページを閲覧したことは分かっている。しかしこのページには広告枠が存在していなかった。

しかしこれはアクセス順の時系列なので、その前に再生していたYouTubeの再生ページからリダイレクトされた可能性もある。

すると電話には英語を話す女性が出て、なにしゃべっているか分からないので「ジャパニーズ プリーズ」というと、今度は、日本語の不自由なインド人みたいな人に替わって話し始めた。

おそらく、インドカレー屋のネパールの人が片言で話す、ちょっと愉快に感じる話しぶりだったのかもしれない。その後、詐欺広告画面に表示されていた「サポート3年間5万円」とかなんとかを申し込んだらしい。そもそもサポート料が法外である。

その後、遠隔操作のソフト「logmein rescue」入れさせらたようだ。このあたりの経緯はあったのは確実だと思うが、被害者から明確な証言を得ることはできなかった。おそらくPCを正常にしてあげるという嘘の言葉で、遠隔ソフトをインストールさせるのだ。

 

その後遠隔操作が始まると、担当が変わり遠隔操作ソフトを経由してこんな身分証明を提示してきた。

詐欺界隈では検索にすぐに上ってくるマイクミラ氏である。

この顔写真も、なんの罪もない関係のないひとの顔写真だと思われる。

住所もほぼ同じだが、グランドセントラルタ……「ワー」が抜けているのである。

この時点で、PCのバッテリーを抜いて、なかったことにすればよかったのである。

 

遠隔操作中、それらしい操作をしたものと思われる。

調査中、閉じてしまったが、リソースモニターらしきものが起動され適当にそれらしいことを、説明されていたのだろうと思う。

さて、5万円をどのように支払うかっていうところに話は収束してものと思われる。

 

Google play ギフトカードを購入して、コードを知らせてくれというものである。

通常これで終われば、まだ良心がわずかながらも残っている詐欺グループともいえるかもしれない。

 

それではまた次回。