前回に続いて、九寨溝・黄龍の渓谷の景観と歴史についてSoft-exが紹介します。

標高3千mの九寨溝から山を隔て、より高所に位置している黄龍も、黄龍の景観と歴史地域として世界遺産に登録されてます。
豊かな森の間に見え隠れする、黄色がかった岩肌を持つ岩盤と石灰華が蓄積してできあがった無数の池と、そこを流れる透明度の高い水が山脈をのぼる黄色い龍に例えられています。

黄龍一番の美景ポイントとなっている「五彩池」は、ロープウェイで山中に到着後、下り道をハイキングしながら向かうと、絶景が見られます。
乳白色の石灰岩層からできた693の浅い池が棚田状に連なり、透き通った清流が流れていく姿は、九寨溝の中でも一番綺麗と言われるほどで、記念撮影しておくのがおすすめです。

通年観光が可能な場所ですが、標高が高い黄龍は冬季になると閉山されてしまうため、春~秋が観光するのがベストです。
特に秋頃は、紅葉が湖に映えることで色彩豊富な景観が楽しめると人気ですよ♪

また、九寨溝の渓谷の景観と歴史地域の周囲には、ジャイアントパンダやキンシコウなどといった稀少動物が生息しているため、1997年に「人間と生物圏計画」の生物圏保護区にも指定されました。

中国では、伝説や言い伝えのようなものがたくさんありますが、こんな伝説がある自然遺産は他にはないのでしょうか?
Soft-exスタッフ一押しの中国の自然遺産でした!