今回の世界経済危機の根本的な原因として、アメリカのリーマン破綻が挙げられますが、やはりGDP世界一のアメリカ経済が他国に与える影響は計り知れないと改めて感じます。


しかし もっと実際的な理由としては、市場原理主義のもと、歯止めが効かなくなった一部の強烈な人間の欲がもたらした結果ということでしょうか。


では、このように強欲が暴走した場合、それを抑制する手段はあったのでしょうか。

規制緩和が叫ばれ、国家は経済に介入せずとする理念のもとでは、そもそもブレーキとなる防止措置、政治経済システムが混沌としていて、構築されていないという実情があり、それこそが大きな問題だと思います。


わたしが今回の件を通して特に思ったのは、

・アダム・スミスの市場原理主義、利己心と強欲についての解釈をどのように捉えていったらよいのか?

・国家は、市場へもっと干渉すべきではないのか? ということです。


各人、各国、立場によって、その理解や解釈はさまざまだと思いますが、わたしは、まずは各国の政治経済の行使権を握るひとたちが 上記の経済根本思想に立ち返るような一定の共通理念をお互いに再確認したうえで、効果的なシステム作りに精を出していくことが重要ではないかと思います。