ハマスホイとデンマーク絵画に行ってきました。
これまで行った美術展の中で会場内が一番静かだったように思います。
それは絵画の中に音がないからです。


海の絵だったら波の音が聞こえてきそうだし森の絵なら風の音が聞こえてきそうなところがまったくないのです。

デンマークの冷たい空気が伝わってくるようです。

また、同時期の画家も静けさを感じさせる作品が多く、北国の長い冬が作品を無口にさせるのかもしれません。
音だけでなく、昼間の作品でやわらかな光がありそうな森だとしても光を感じなかったりしました。


すると見ている方も静かになるのでしょうか。
他のなら連れの方に説明している声でさえ響くものです。それもなかった。
もちろんまだ公開してすぐだったからかも知れません。
今後はいつも通りの館内になるのかな。