機動戦士ガンダムUC 5 ラプラスの亡霊 著:福井晴敏 | 105円読書

機動戦士ガンダムUC 5 ラプラスの亡霊 著:福井晴敏

105円読書-機動戦士ガンダムUC 5 ラプラスの亡霊 機動戦士ガンダムUC 5
ラプラスの亡霊


福井晴敏:著
角川書店 ISBN:978-4-04-715084-3
2008年7月発行 定価672円(税込)








忙しくて本を読む暇がなかったのだが、1カ月ぶりに読書再開。ガンダムUCの続きの5巻…ようやく読み終わった。前回の時点では、この5巻までしか100円コーナーで見つけてなかったんだけど、さっき、ブックオフへ行ったら、6、7巻を105円でGET!残すは最新刊のみか…でも、5巻を読み終わった後に、他の小説を読み始めちゃったので、次はいったん、ガンダム休憩です。

パラオを脱出したバナージ・リンクスは、追撃してきた強化人間マリーダをユニコーンの力で撃破…負傷したマリーダと共にネェル・アーガマに収容されていた。そしてユニコーンが示した箱のありかを調べるため、旧首相官邸“ラプラス”の残骸の調査にかりだされることになったのだが…フル・フロンタルをはじめ袖付きこと、ネオ・ジオンの残党がまたも奇襲攻撃を狙っていた!一方、ミネバと共に、地球へ降りたリディ・マーセナスは、連邦政府中央議会議員である父親ローナンとの面会を果たすため、生れ故郷があるジョージア州のアトランタに向かう…。

バナージの周りで、けっこうサブキャラが死ぬのね…それもあっけなく。いかにもガンダムらしい感じ。ガンダムらしいといえば…1巻で出てきた、首相官邸ラプラス、そこで行われた演説をバックに、モビルスーツ戦が繰り広げられる。こういうところもガンダムっぽいね…頭の中で映像をイメージしやすい。あと大気圏突入などもお約束っぽい…ファーストガンダムそっくりで面白かった。次巻からは本格的に舞台は地球に移りそうな感じだね。

4巻のラストにあった程のサプライズな展開はなかったものの、カーディアス・ビストの元部下のおっさんが、かたき討ちのために袖付きと手を組んで、アイザック(渋い!)でアーガマに特攻かけたり、なかなか盛り上がる。なんとなく察知していたけど、アーガマの中で偉そうにしていた、アナハイムの幹部、アルベルトの正体もはっきりしたし…バナージとの関わり方なども今後の展開が面白くなりそう。






個人的採点:85点