ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング 著:深見真 | 105円読書

ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング 著:深見真

105円読書-後夜祭・ラストマンスタンディング ヤングガン・カルナバル
後夜祭・ラストマンスタンディング

深見真:著
徳間書店 ISBN:978-4-19-850785-5
2008年4月発行 定価860円(税込)








新年1冊目はコレ…深見真のヤングガン・カルナバルシリーズの続き。いよいよ、殺し屋たちが入り乱れた大バトル…カルナバルが終結か?一応、第二部の完結編だそうで…うーん、ここまでの道のり長かったが、結局、全部古本、100円コーナーでGETできたぞ!

カルナバルの標的であるイスラエル・バリオスをバンケットの会場で仕留めようと、ハイブリッドをはじめ参加した組織が激しい戦闘を繰り広げたが、各陣営に死傷者多数、大きな被害は出したものの、結局…イスラエルを取り逃してしまった。それぞれ態勢を整えるため退却を余儀なくされるなか、そろぞれの駆け引きで新たな作戦を展開。ハイブリッドは、兵器見本市IADEにイスラエルが再び顔を出すという情報を入手するのだが…。

今回はおふざけ描写はほとんどなく…休む暇もなしに殺戮に次ぐ殺戮、アクション大振る舞いの1冊。目標達成のために、あの手、この手で組織同士が潰しあい…どんどんレギュラーキャラがぶっ殺されていく。前巻で既にハイブリッド側にも犠牲者が出ているわけで…一応主人公の塵八や弓華だって、この分じゃどうなるかわからねーぞと、本当に最後までドキドキさせられまくられましたね。

カルナバルの方は決着、キャラも減り(きっと行方不明のあの人は生きてるだろう)…エピローグあたりを読むとほっと一息つけるんだけど、まだまだ広げたままの風呂敷がたたみ切れてないのも事実。とりあえず、第二部完結ということで…次巻以降での新展開がどうなることやらと気になりますね。まだまだ続きは出るのでしょうが、今のところ新刊は出ていないようです。

とくに語ることなんてほとんどありません、ただただ凄かった…脳内妄想限界かもしれない。コミック版の単行本が発売されたらしいが(いずれそれも100円コーナーで探しましょうか)、ぜひ…今度はアニメ化をお願いしたいですよね、コレ。






個人的採点:80点