バイオハザード4 地下世界 著:S・D・ペリー【古本購入:200円】 | 105円読書

バイオハザード4 地下世界 著:S・D・ペリー【古本購入:200円】

バイオハザード4 地下世界

S・D・ペリー:著  野毛 祥子:訳
中央公論新社 ISBN:4-12-500898-1
2005年5月発行 定価998円(税込)










S・D・ペリーの「バイオハザード」シリーズ4作目で、2作目のようにゲームにない著者のオリジナルストーリーらしい。今回から訳者も変更。ちなみに先に読んでいた1~3は100円コーナーでGETしたものだが、この4巻から最終巻の6巻までは、同じくBOOKOFFで期間限定の新書本200円均一セールの時に入手したものだ。

ラクーンシティから生還したクレアとレオンは、デヴィッド率いる元S.T.A.R.Sのメンバーたちとアンブレラの追撃をかわしながら行動をともにしていた。クレアの兄で同じく元S.T.A.R.Sのクリスとその仲間のジルとバリーがヨーロッパにいるらしいという情報を受け、自分たちも飛行機で向かう計画を立てるのだが、謎の協力者トレントが彼らの前に姿を現し、新たな任務をほのめかす…。アンブレラを倒すために必要な重要なコードブックを入手するため、ユタにあるアンブレラの新たな実験施設に潜入せよと…。

ゲームをプレイしていない自分の感想だと、3巻目がホラーもアクションもサスペンスも全て兼ね揃っており、エンターティメント小説として非常に優れていたので、やや面白みにかけたように感じるのがこの4巻目だ。訳者が変わったのも原因なのだろうか?アクション小説としては、テンポもよく飽きずに読めるのだが…「バイオハザード」の醍醐味であるホラー的な要素が全く感じられなくなってしまった。次巻はまた、ゲームのストーリーに戻るらしいので、期待したいと思う。

ただ、ラストまで読むと…ようやく謎の男トレントの正体が判明し始めたりするので、シリーズを読む上ではやっぱり外せない1冊なのだろう。

一応、このシリーズを最後まで持っているのだが…何か他の作品を間に読んでから続きに戻ろうと考えている。






個人的採点:65点