装甲騎兵ボトムズ Ⅳ.クエント編 著:高橋良輔
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装甲騎兵ボトムズ Ⅳ.クエント編
高橋良輔:著
角川書店 ISBN:4-04-428404-0
2003年10月発行 定価580円(税込)
TV版ボトムズを忠実に再現したこのノベライズシリーズもようやく完結になる。
自分はいったい何者なのか?ロッチナの助言で…惑星クエントにて、一人降り立つキリコ。クメンでの傭兵仲間だったシャッコと再会を果たし…クエントに伝わる数々の奇跡に遭遇。キリコ自身が、生まれながらの異能者…神の座を受け継ぐ存在だというのが明らかになる。
やっぱり最後まで読んで…全体像を思い出せた。そうそう、こんなんだったよね。クライマックスに向かって…今まで以上にSF色が濃厚になっていった感じ(もちろんロボットSFなんだけど…途中まではミリタリーっぽさが強い印象)。自分はこのあたりは、文章で読んだほうが理解しやすかったと思うのだが…いくら詳しい内容を忘れているとはいえ、それは映像の記憶がどこかに残っているからかもしれない。
あんな高いDVDボックス買えないので…レンタルで出して欲しいなぁ、なんて思いながら読了。巻末には、著者で監督の高橋良輔氏のインタビュー掲載。そういえば、ちょうど日経キャラクターズで、高橋良輔のボトムズ小説が連載開始されている。
個人的採点:65点