微睡みのセフィロト 著:冲方丁
- 微睡みのセフィロト
冲方丁:著
徳間書店 ISBN:4-19-905104-X
2002年4月 定価530円(税込)
実は、冲方丁の「マルドゥック・スクランブル」が、色々な小説のランキングを賑わしていた頃、マルドゥック~を2巻まで100円で見つけたのだが、なかなか完結編の3巻目が見つからなくて…まだ読んでいないんですよ。そんな時、コレを100円で見つけたので…冲方丁どうなのよ?って気持ちで読み始めたわけです。
三百億個の微細な立方体に"混断"された被害者。倒れもせず、死にもせず、彼は佇みつづけていた―。超次元的能力をもつ感応者と人との間で、拡がっていく憎悪が生みだした、いびつな事件。そのきしみの中で、捜査官パットは、敵対する立場にあるはずの超感応少女ラファエルとともに、真相を追いはじめる。(「BOOK」データベースより)Amazonより抜粋
いや~、いつもはある程度、自分であらすじの文章を考えるのですけど…どう書いていいのか分からないので、とりあえずAmazonのデータをそのまま流用しておきます。
正直…自分には難しかった。自分が好きなジャンルのSFからは程遠かったなぁ…。設定とかもかなり複雑でちょっと、理解し辛かったなぁ。マークゼクス、マークエルフとか単語が出てきたので、冲方丁が参加したアニメ「蒼穹のファフナー」に関係あるのかと思っちゃった。
SFの世界で、なんか、アクション映画みたいなドンパチやりたいんだなぁっていうのは理解できるんだけど…感応者っていうのは、スター・ウォーズのジェダイみたいなんでしょうね、多分。
冲方丁という作家に慣れてる人だったら面白いのかもしれないが…初めてだったので、うまくノレなかった。評判の「マルドゥック・スクランブル」もこんな感じなんだろうか?当時のこのミスとかでも紹介されてたから、けっこう期待してるんだけどなぁ。
一回、読んだだけじゃ…100%理解できてないです。読んでる最中も、何回も巻末の用語解説とか、前のページを読み返してしまった。
個人的採点:50点