眼球蒐集家 著:船越百恵

船越百恵:著
光文社 ISBN:4-334-07568-1
2004年6月発行 定価900円(税込)

半年くらい前に出たばかりなのに、もう100円コーナーで売られてるんですね…。
両目をくりぬかれた猟奇殺人の謎を…、現場でドジをふみ左遷された女刑事と、奇人変人扱いされているが、実は天才的なプロファイラーである心理分析官がコンビを組み捜査していく。漢字だらけのタイトルを見ると、けっこう血なまぐさいホラー的な読み物かと期待させられたのだが…わりとコメディタッチ。猟奇殺人とコメディという妙な取り合わせだが…それなりにテンポよく読ませます。ただし、クライマックスの犯人との対決までコメディなので…やりすぎ。どちらかというと、ライトノベルに近い読み物。光文社のKAPPA-ONE登龍門という新人発掘から出てきた作家なので…デビュー作では、こんなものではないでしょうか?
個人的採点:65点
今日の105円GET
加賀美雅之「監獄島 上巻」光文社 2004年8月発行 定価1,300円(税込)
これまた出たばかりなのに100円コーナーという驚き!しかし上巻のみっていうのがミソ(^^ゞ 下巻を安く見つけるまで、手を出せません。