最近、母が認知症から来る、妄想を抱えている。
お隣さんがウチの庭の植物を引っこ抜いて盗んだという妄想だ。
でも最近、妄想の対応のコツを掴んだと思うので共有したい。
・妄想を否定しない。
母の頭の中では実際に起こった事実なので否定すると
起こった事の証明をしようとして、証拠を示す新たな妄想を
作ってしまい、妄想が悪化する。
「そうなんだ」と軽く肯定すると気が済むらしい。
更に「今度、注意するね」と言うと
「怖いからやめた方が良い」と話が終わる。
・話題を逸らす。
否定をしないで聞き続けると、更に妄想が広がってしまい
コチラも妄想が悪化する。
「そうなんだ。気をつけるね」くらいの、軽い肯定をして
速やかに次の話題に移る。そうすれば、母も気が済んで、
話したことも忘れて次の話題についてくる。
・深刻にならない
認知症になれば、妄想は当たり前のこととして受け入れ、
深刻にならず、
「また新しい話しを作ったなぁ。」くらいの軽い気持ちで聞く。
・普段から会話する。
妄想は、私達と何か話したい。その為には
センセーショナルな話題が良いと思っているのではないか?
だから妄想が出たら、話したくて寂しいというサインとして
受け止め、できるだけ普段から話しをするようにする。
今後、また症状が変わる可能性もあるがまた、
その都度、対応を考えて、
うまく認知症と付き合い、母も私達も、笑顔で過ごせるよう
無理の無いよう
頑張る(^^)