君は勘違いしてる。
“道を選ぶ”ということは、
必ずしも歩き易い“安全な道”を選ぶことじゃないんだ。
第42期最高位決定戦 1回戦
東3局 ドラ:東 親:村上
しかしまぁドラも無いこの手牌を手役も絡まないノミ手にするのもつまらないところ。
孤立端牌は1mと2pと5p。2pは5pと受けが被る部分がある為、有効牌の多さだと打2p?
しかし欲しいのは愚形ターツではなくリャンメンターツ。となると3pビキで嵌4p受けのブロックが出来るより1-4p受けのリャンメンターツが出来ると嬉しいので2pも残して、くっつき1牌でリャンメンの生まれない1m切りと。
ソウズの形が手広く変化し、打2p。
ドラが字牌の【東】だし、打点も視野にした構想となると、チートイツの3シャンテンといった見方も出来る。
まぁいらん。ツモ切り・・・
とはならない!? ならないの巻∑(゚Д゚)ファー
5pはくっついた時、マンズが内へ寄ったりしたら自然な手順でタンピン三色が狙える大きく育てる為の種なのに…、ここで受けも広がらず誰かの現物でもない9m残しで打5p??ヽ((◎д◎ ))ゝ
この手牌はメンツ手だと他家との速度感で間に合わないと。だからブクブクに広げるよりもシュッとした構えでチートイツ本線で睨んでるってこと??(?ω?)
それとも「オカルトシステム№60:小場は小場手が制する」を意識して大物手に育てない手順を見てるってことか!? (ヾノ・∀・‘)ナイナイ
ということは、これは近藤オリジナル・必殺の“右脳が打たせた一打”なのか…。
4巡目ツモ6sでイーシャンテン。
凡人なら 六八⑤⑧⑧⑨⑨123445 ツモ6s で一向聴取らずの打9pとして、5pのくっつきによるタンヤオとソウズの伸びを見る感じですよね、巡目的にも。
しかし、既に5pが手牌に残っていない右脳パワー発動中の近藤誠一は・・・
打6m。
マンズリャンメン変化を見た打9mではなく、打6m。
相方の受けが3メンチャンとかで、先制リーチ打つと周りがベタオリになりそうな点況とかでの即リー手順で、ノーチャンス生まれ易くして7m打たせたいとかいう時とかに六八九からの六切りはあったりしますが、これはそのパティーンじゃないですよね?ええ、ええ。
チートイツが主眼であくまで面子手は保険的要素ってことなのか?ん~難しい~((>д<))
凡人だと 六八⑤⑧⑧⑨1234456 ツモ:⑤ で、まだ変化みた打9pか打1sの選択って感じなのかなぁ~。
巡目もまだ早いし、タンヤオの崩れた嵌7m待ち聴牌に魅力が無い分、打9pとするんだろうなぁ~。
そしてここで2切れの8pと5pのシャンポン聴牌となるか、同じく2-5sの平和テンパイになるか。
タンヤオシャンポンコースになってると、「あ、ペン7pにしてたらツモってたw」って感じで嵌6p待ちへ変化する感じか('ω'*)フンフンフン
そんなこんなでアナコンダ、オリジナル手順に行くも、きっちりピンツモ400/700のアガリを捉えて見せた近藤最高位。
村上選手の親番、園田選手のドラ2チャンス手、金子選手のメンホンチャンス手を、見事に潰したのであった。
ほへ~(º ロ º๑)
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たまりーーち (。・ω・)ノ===========⊂●⊃